今回の日記は最終日に久々に人を殴りたくなるほどむかつくいくつかあったので、詳しく書くとそれら事を思い出すので簡単に...でも長い。
11月25日、Pomona
小雨降る中、LAから40分ほどの距離の街、Pomonaでの公演。LAからそれほど離れていないし、LA公演が近いし、この会場では酒が売っていない。そう言った事から客の入りがいまいち。グッツ販売も頼まれたのでやってはいたものの、客の入りが悪いため、暇でしょうがない。久々の公演であったがショー自体はまあまあ。
11月26日、San Diego
LAからは車で2時間ほど離れているのとそれほど大きくない会場な為、客の入りは前日と違って客の入りは良い。会場はSan Diego Sea Worldの近くにあり、砂浜が庭の様になっている。小雨が降っているので景色はいまいち。海辺であるためステージ上の機材は錆び付いている。
前日のグッツ販売の時、色々何かを売れるよう考えていた。セールの表示を出す事を決意。Buzzと色々考えた結果、”1枚$15、2枚だと$35!”と出してみた。数人の客がその表示に気づき混乱したようで、自分等に”えっ、ちょっと待って、おかしくない”等質問して来た。別にセールでもないのに”ホリデーセール”等の表示もだした結果、予想以上の売れ行き。チップの瓶も置いていたのだが、チップだけで$40。色々やってみるものだ。
ジャムバンド、BB、Melvinsともに良い公演を行えた。次の日が休日ともあり、その帰省ラッシュをさけるため、公演後、2時間かけて帰宅。家に着いたのは午前3時半を回っていた。
11月28日、Los Angels、
休日を挟んでの地元での公演。さすがに知り合いが多い。数年ぶりに会う友人もいて、それらの前でやるショーはひと味違って楽しい。今日一番の楽しみはやはり、マルチ・トラック録音。自分のコンピューター等の機材を持ち込みはじめてのマルチ録り。ハウスエンジニアの協力もあり、思った以上に早く準備が終わる。サウンド・チェックも録音。自分以外で一番興奮していたのは他でもない、Buzz。自分がサウンド・チェックを録音していた事を知るとすぐさまブースまでやって来て、聴かせてくれと言う。ヘッドフォンで聴いてニコニコしている。「いままで、"Houdini Live"を除き、マルチ録音をした事がない。全てがステレオ録音だった。そう考えれば今日の録音が悪くなるはずがない」とこの状況にかなり満足している。自分とすれば、ケーブルの都合で16トラックしか録音できないのが残念に思えたが、Buzzはそうは思っていなかったようだ。
公演は地元ともあり客の入りも良く大盛況。グッツ販売はいまいち。
11月29日、Los Angeles、
Pancake Mountainと言うWashington D.C. の子供向けケーブル・テレビ番組にMelvinsが出演するので、その収録をサウンド・チェックの時間に行う。
http://www.pancakemountain.com/news.htm 多くの子供達がMelvinsの音楽に合わせて踊っている。奇妙な光景。
テレビ収録の為、サウンド・チェックがカット。この時、妙にいやな予感がした。予感とは裏腹に客の入りは昨日以上。ジャムセッションも自分としてはこのツアー最高の出来。予感はこの後的中する。BBの演奏時、ギターの音が半分くらいしか聴こえてこない。時間が限られているのと、Buzzの機材に自分のペダルを繋いでいるため、あまり機材のチェックが出来ない。なんとか終わらせるが不完全燃焼。
この前後に色々起こるのだが、愚痴になるのでここで終い。ツアーの最終日に何とも納得いかない結末となったのが残念。と、同時に2公演がマルチ録音。これはこれから先が楽しみにしてくれる。ジャム・セッション、BB、Melvinsの公演の音源が何らかの形で発表できると思うとまた興奮してくる。
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