Recording Projects. Music Production, Deaf Nephews, Altamont, Serce, Big Business, Circuit Bending, etc...
Saturday, January 07, 2006
ツアー日記! サンフランシスコでの暇つぶし
10月30日
12時過ぎにDaleとDanと自分の三人でLAX(LA空港)近くのレンタカー屋にてバンを借り、その足でリハーサルスタジオに向う。 Buzzもその場に機材を運び込むためにきていた。 ドラマーのSashaが来るまで暇つぶしにジャムを行っていた。 Daleがギターを。 Danがベースを。 自分がウクレレを。 そしてBuzzがドラムを。 Buzzがなかなか上手いドラムを弾いたのには驚かされた。 一度調整を行う。 Sashaが着き、一度セットを行い機材運び。 その時DaleとBuzzに「AltamontとMelvinsの間にToshiにDave(Stone)とノイズ演奏を行って欲しい」と初めて聞かされる。
アパートに戻り荷造りを完了。 ノイズのためのサーキット・ベンディング・キーボードをバックに入れ、バンの迎えが来てサンフランシスコに発つ。 バンにはDale、Dan、Dave、Sashaに加えイギリスのMelvinsファンで友人Nickが同乗。 6時間強の夕方の旅にはDavid Bowie、 New York Dolls等の曲をBGMにドライブ。 何故かSlayerの曲で皆の盛り上がりがピークに。
11時頃、Bush通りのチャイナタウンの門の斜め向かいのホテルに着き宿を確保。 休む間もなく隣の細い路地の奥にあるアイリッシュバーにて飲む。 自分はBassとスコッチウィスキーを少々飲む。 ライブエンジニア担当のKurtが合流。 疲れがほろ酔いに変わった。 いい気分でサンフランシスコの夜を過ごす。
10月31日
Halloween8時半頃目が覚め、シャワーを浴び、ホテルの朝食を食べ一人町を歩く。 数十分後Daveが合流。 二人でチャイナタウンからフィッシャーマンウォーフまで小一時間ほど歩く。 写真を取り幾つか取っていたつもりが、ホテルに戻ったときフィルムを入れ忘れたことに気付く。 どうしても撮っておきたい写真があったので、チャイナタウンに戻りそれを収める。 それは多分、Harry Potterを真似た銅像。 股間の部分が怪しい(写真)。
皆で器具の調達にギター屋(Guitar Center)に向かう。 Daleのサインのついたドラムヘッドがあるほど、この店にはMelvinsの顔が効くらしくかなり値切ってもらえた。 その後直ぐにコンサート会場、Great American Music Hallにセッティングに行く。 それを終えSashaとともにホテルに戻り休養を取る。
7時を過ぎチャイナタウンに夕食を取るために出る。 Columbus とBroadwayにあるFrancis Ford Coppolaのビルの向かいにあるレストランで夕食を済ませ、ホテルに向かう。 その途中、トリックオアトリートをする中国系の子供を何人か見る。 チャイナタウンのハロウィンである。
8時前にホテルを出てタクシーをひろい、会場に着く。 すでに一つ目のバンド、Turn Me On Dead Manの演奏が始まっていた。 楽屋に向かうとBuzz、DaleそしてギターテクのJeffが雑談をしていた。 自分が楽屋に置いてあるビールを飲み始めると人が次々に楽屋へ入ってきた。 かなり良い気分になり色々な人と話し始める。 しばらくしてJelloが到着。 自分の顔を見るなり「Toshi、次のバンドは観ておけ。 Toshiなら気に入るはずだ」と勝手に言われて前から5列目くらいまで連れて行かれた。 そのバンドはMunly & the Lee Lewis Harlotsと言ってカントリーの臭いを前面に出したフォークバンド。 ギター・ボーカル、バイオリン2人、チェロ、ベースそしてドラムからなる6人編成。 曲は暗めだが個性、演奏力があり、なかなか入り込めた。
Zolar X、The Dicksと立て続けにおっさん達のパワーが全快。 若い人たちが食いつけるように観ているのも納得できるほど良いパフォーマンスを行っていた。 そしてもう一人のおっさんJelloがMelvinsを引き連れおお暴れ。 客の反応もピークに達する。 往年のDead Kennedysの曲から新譜"Sieg Howdy"まで約50分のステージは白熱していた。 アンコールで演奏された"Rock 'n Roll MacDonald"はJelloの尊敬した友人、故Wesley Willisに捧げられた曲。 Jelloから彼の話をレコーディングの時聞かされていたので嬉しく思えた。
この晩はAltaomntの演奏はなく、自分は観客となりただ酒を食らい楽しんでいた。 ショーが終わった後も会場もちでビールを頂き運転の心配もないため思いっきり飲ませてもらった。
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