5月13日、Cleveland
自分とJaredは未だ風邪をこじらしている。昨日の夜は咳をして中々眠れず、Jaredの咳で6時くらいに目を覚まし、あまり良い睡眠が取れなかった。自分が運転を先発するが2時間くらいでリタイア。その後は後部座席で熟睡。8時間強の運転で会場に着く。
サウンドチェック無しで準備を完了。となりにあったメキシカンチェーン大手、Chipotle(http://www.chipotle.com/)で夕食を取る。ここは自分の好きなようにタコスとブリトーを注文できる。会場に戻るとBBの二人を通して知り合った友人達が何人か来ていて、野球談義で盛り上がる。11球団を渡り歩いた地元の英雄、Kenny Loftonの話で盛り上がる。自分がそのバッティングの物まねをすると皆大喜び。
今日も3バンド。先発はBBと同じレーベル所属のバンドで地元出身のKeelhaul。多くの曲がインストルメンタルで、長年鍛えて来たようなベテラン勢がしっかりした演奏をみせてくれた。その後、TB、BBと続く。満員とまでは行かないが多くの客が来てくれ、いつものClevelandの公演の様に盛り上がった。友人達は”Kenny Lofton"と自分に向かって大声で叫んでいた。ステージ上でLoftonの物まね。友人達もはしゃげた良いショーになった。ちなみにその友人等は、公演後話がし難いくらい酔っぱらっていた。
5月14日、Columbus
ホテルを発ち直ぐに、個々が好きな物を食べられるようモールを見つけそこに入る。Quiznosのニューメニュー(http://www.quiznos.com/subsandwiches/Products.aspx?itemType=sammies)、Sonoma Turkeyは新しいお気に入りになった。会場はCleveland Indians傘下チームColumbus Clippersの野球場Huntington Parkが目の前。残念なことにこの日はゲームは無し。
客入りはここ数日では一番悪いと思われる。それでも来てくれた客は喜んでくれた。TB、BBともにリラックスしたショーとなった。リラックスしていたからではないが、昨日TBの面々にギターで一曲参加するよう頼まれたので、”Whoses”の時ギターソロでステージに上がった。
自分がアルバムを手がけたバンド、Nerd Tableの面々も来ていた。手がけたCDがその日にようやく届き、そのコピーを幾つかもらった。ジャケットのデザインはMelvinsの旧友で漫画家のBrian Walsby。ロゴのデザインはBuzz夫人、Mackie Osbourneと見かけにも力を入れている。
5月15日、Louisville
朝起きると風邪をぶり返し手いる事に気づく。会場に着いた時は雷がなっていて、いまにも土砂降りになりそうな空。慌てて機材を運び入れるが、暫くすると空は落ち着いていた。
開場されると思った以上に人が入った。客層は若い。こういった地方公演は客入りの予想がし難い。でもどの公演でも同じ事が言える。それは客が自分達が公演に来る事を非常に有り難く思ってくれる。自分を含め、BB、TBの面々にサインや写真撮影を求める客は勿論。後で聞いた話だがCodayとJaredの勘定を代わりに内緒(にしようと思ったがウェートレスが言ってしまったらしい)で払った客もいた。
この日もTBのギターソロに参加。BBの時、"Let's go baseball"を気に入り、曲と曲の間で大声で歌い出す客もいた。 若いファンが喜んでくれたショーになった。
5月16日、Detroit
公演地まで時間がかかるので早めの出発。食事にもあまり時間がかけられない。またもChipotle(http://www.chipotle.com/)を見つけそこで昼食。自分が4時間雨の中運転。一時は前が真っ白で全く見えなくなるほどの大雨と強風。丁度、洗車をしていない黒ずんだトラックが目の前を走っていたのでそれを目印に5分ほど恐ろしい思いをしながら走った。しばらくしてJaredに運転が代わると一気に晴れる。
会場に早く着いたので地元に住むCoadyの旧友Lに電話を入れ、近辺の良いレストランがないか尋ねる。その周りにはポーランド街があり、そこのPolish Village Cafeを勧められそれを見つけ車を止めるが、開いているような様子ではない。ドアが開いていたので中に入ると予想に反し店内は満席で待っている客もいる。それほど時間に余裕がある訳ではなかったのでそこを諦め、隣り合ったPoloniaで食事をする。自分はStuffed Cabbage、日本で言うロールキャベツを注文。以前、Brooklynのポーランド街で食べた時のものと同様、ご飯が入っている。以前のものよりさっぱりしている。 アルコール度9.5%のZywiec Porter(http://beeradvocate.com/beer/profile/623/1901)も甘すぎず食事にあった。お勧めのPolish Village Cafeには行けなかったがPoloniaでは久々に美味いポーランド料理が食えた。
開場されると客の入りはまばら。いつものDetroitのショーとは全く違った雰囲気。公演中も客入りはいまいち。予想以下の盛り上がり。とは言っても予想が大きすぎたのかもしれない。決して悪いショーではなかった。公演後、店のマネージャーのMはこの不景気の波をもろに食らって、ここ数ヶ月客が減っていると自分達に申し訳なさそうに涙が出そうな顔で語り謝っていた。これは勿論Mの所為ではない。車産業のメッカのこの街の失業者率は15%にも及んでいると言う。不景気の波はどの商売にも影響しているらしい。ポーランド料理屋は調子良さそうに思えたが...片付けをしたのち地元のLの家に世話になる。自分は風邪薬を飲んで即熟睡。
No comments:
Post a Comment