Adam Jones HBD, nephew!
#adamjones #tool #studio #recording #toshikasai #melvins (the) Melvins
Recording Projects. Music Production, Deaf Nephews, Altamont, Serce, Big Business, Circuit Bending, etc...
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Wednesday, January 15, 2020
Sunday, February 21, 2010
Melvins Session 12、13、14日目。
12日目、
今日の映画はGhost Busters, Tron等。2曲ミックス終了。
13日目、
のって来た。一気に4曲。今日の映画はClint Eastwoodドル箱三部作の2作、『荒野の用心棒』(原題:Per un pugno di dollari、英題:A Fistful of Dollars)と『夕陽のガンマン』(原題:Per qualche dollaro in più 英題:For a Few Dollars More)。 ちなみに『荒野の用心棒』は黒澤明監督の『用心棒』の許可無しのパクリ。ミックスしている曲が映画に非常に合う。AdamとPageがすれ違いでスタジオに顔を出す。
14日目、
最終日。昨日の時点でアルバムに入る曲のミックスは終了。一曲の手直しをしてリミックスの作業。やりたい放題。途中、AdamとPage、HELMETのドラマーがKyle同じ時間にスタジオに遊びに来たのでそれらとアルバムの視聴会。前2作的なアルバムを予想していた彼らはその違いに驚いた様子。Buzzは自分にリミックスを任せ早めに帰宅。Daleが一人残り自分とClem Burkeの弾いた曲のテイクを選び、その後帰宅。自分は一人残り、リミックスを続ける。一曲以外全てのリミックスを終え、2週間続いたセッションの幕を閉じる。
今日の映画はGhost Busters, Tron等。2曲ミックス終了。
13日目、
のって来た。一気に4曲。今日の映画はClint Eastwoodドル箱三部作の2作、『荒野の用心棒』(原題:Per un pugno di dollari、英題:A Fistful of Dollars)と『夕陽のガンマン』(原題:Per qualche dollaro in più 英題:For a Few Dollars More)。 ちなみに『荒野の用心棒』は黒澤明監督の『用心棒』の許可無しのパクリ。ミックスしている曲が映画に非常に合う。AdamとPageがすれ違いでスタジオに顔を出す。
14日目、
最終日。昨日の時点でアルバムに入る曲のミックスは終了。一曲の手直しをしてリミックスの作業。やりたい放題。途中、AdamとPage、HELMETのドラマーがKyle同じ時間にスタジオに遊びに来たのでそれらとアルバムの視聴会。前2作的なアルバムを予想していた彼らはその違いに驚いた様子。Buzzは自分にリミックスを任せ早めに帰宅。Daleが一人残り自分とClem Burkeの弾いた曲のテイクを選び、その後帰宅。自分は一人残り、リミックスを続ける。一曲以外全てのリミックスを終え、2週間続いたセッションの幕を閉じる。
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Sunday, June 14, 2009
San Francisco>> Costa Mesa>> West Hollywood>> San Diego
5月26日、San Francisco
ホテルを出て暫く走ると皆腹が減ってくる。このあたりは森が多く、街と言った感じの所はなかなか見つからない。Jakeが一件レストランを知っていると言うのでもう暫く走り、その店を見つけそこに入る。Heaven On Earth Restaurant(http://heavenonearthrestaurant.com/)。まだ風邪気味の自分はスープにサラダと体にいい物を注文。Coadyがトイレから戻ってくると、奥の方から出て来た女性店員がもの凄い大きいシナモンロールを「ハイ、これあげる」とCoadyに手渡していた。それを皆でデザート代わりに。甘くもの凄い大きいので食べきれずもって帰る事に。
Californiaの北の森を走っている時は暑かったが、San Franciscoに近づくと急に寒くなる。AltamontのベースDanから電話が入りどこかに食事に行く約束をする。会場につき準備を終え食事に行こうと思うが寒くて歩く気にはなれない。たまたまDanが会場の向かいに車を止めたので数ブロックを車で移動。寿司屋で軽い食事を取る。
今日も録音。TBの演奏が終わる頃には会場は人で埋め尽くされている。Brooklyn公演以来の完売。BBの出番になる寸前、会場の人ごみの成果か呼吸困難に陥った客が出て、救急隊が駆けつける。大事には至らなかった。救急隊の処置が終わるまで公演は行えない。15分ほどの遅れでようやくBBの出番となる。今日はDanの誕生日であり、途中でCoadyがそれを祝いアナウンスする。後で聞いた話だがDanはそれを聞いて泣きそうになったと言う。
会場には知っている顔もいくつか。Triclopsの面々、MelvinsのツアーマネジャーでPornのギターTim Mossが来ていたので公演後話しかけると、Mike Pattonが会場に向かっていると言う。Lakersの試合をLAでみてさっき空港についた所だと言う。暫くしてMikeが会場に着き、それらの面々で酒を飲み盛り上がる。片付けを済ませた後、1時間半くらい走りホテルを見つける。
5月27日、Costa Mesa
ホテルを出る前にネットでIn 'N Out(http://www.in-n-out.com/)の位置を確認。昼を過ぎていたが1時間半我慢してようやくIn 'N Outにありつける。自分はチーズバーガーを二つ。家に着いた来した。
そこから更に4時間ほど走り、ー旦家に戻り車を取って会場に向かう。渋滞で65kmちょっとの所が2時間以上かかってしまう。遅くなってしまったのでサウンドチェックはなしで準備を終える。食事を取り会場にもどると開場される。
知人のSA氏が来ていたので二人でバーのテレビでDodgersの試合をみながら話し込む。Costa MesaはLAからそれほど離れていないが、LAよりロックファン人口が少ないのかいつも中途半端な客数である。今日も例外ではない。それでも来てくれたファンは喜んでくれたようだ。
自分は風邪が最悪エネルギーが出てこない。ステージで咳き込むこともしばしば。Jaredもあまり調子が良くないよう。Coadyも風邪こそひいていないものの疲れがたまっているようだ。小雨降る中、荷積みを終え、連中はバンで、自分は自分の車で個々の家路に着く。家に戻った時には午前三時半を回っていた。
6月1日、West Hollywood
数日の休みを挟み、風邪はある程度よくなっていた。午後三時にリハーサルスタジオで待ち合わせをして荷物をバンに積んだ後、会場に向かう。よく公演を行う会場なので顔見知りが数人いる。でもいつも照明を担当してるFがいないのでそれを聞くと、数ヶ月前に個々を辞めて、今はサーカスで人間ミサイル(魚雷?正式名所がわからない)をやっていると言う。サウンドチェックを済ませこの会場に来ると決まって行くインド料理屋Flavor of India(http://www.flavorofindia.com/)に行く。
会場に戻ると知っている顔が多く見られる。楽屋にはBuzz、DaleそれにAdam Jonesまで来ている。客入りは完売とまでは行かなかったがかなりの数が入っていた。公演前にTBの連中と地元なので変わった事をしようと話していた。”LAと言えば”と言った感じでなにかLAに関する事を考えた結果、キーも一緒(厳密にはAmとAbm:原曲はギター半音下げチューニング、弾く時のポジションが一緒)である事から自分の意見で”Whores”のソロの前の章節をVan Halenの"Ain't Talkin' 'Bout Love(邦題:叶わぬ賭け)"のイントロを弾く事に決定。公演でも見事に決まり、ソロ中もそのソロからの技を幾つか使わせてもらった。楽屋に戻ると相変わらずBuzzが自分に「TBはギターリストが現れるまで良かったんだけどなぁ」とからかってくる。するとAdamは「でもあれはEddie Van Halenだった」と自分の冗談を分かってくれフォローしてくれた。暫くしてJaredも「あれはばっちりだったね」と自分のEddieもどきを気に入ってくれたようだ。ちなみに今日のTBには彼らの友人のJohnがサックスとして最後の2曲に参加。選曲も変わっていてジャズっぽく終わらしていた。
BBの番では地元ともあり、大盛況。3日の休みも効いたか皆エンジン全快。TBも混じった”Africa"もいつも以上の冴え。グッツの売り上げも上々。非常に良いショーとなり家も近いのでちょっと飲め、文句のない夜となった。
6月2日、San Diego,
渋滞をさけるため早めに移動。San Diegoに行く時は出来るだけ寄るようにしているレストランPedro's Tacos(http://www.pedrostacos.com/)でフィッシュブリトーを注文。大抵、店員の態度が悪いレストランはあまり美味くは感じないが、この店は例外である。早くSan Diegoに着いたのでレコード屋を数件周り、CDを数枚購入。ショッピングの後はSambuca(http://www.sambucabistro.com/)と言うイタリア料理屋でスパゲティーを注文。お洒落な店だが火曜日は格安で出費が少なく良いものが食べられる。
会場に行くと会場が開けられている。今日のサウンドエンジニアを担当するのはArchons
(http://www.myspace.com/archonsmusicnow)のベースのChad。ChadはHigh on Fireのライブエンジニアも担当している。Archonsは数ヶ月前、自分がプロデュースしたバンドでもある。ギターのJeffがバーテンダーを担当すると言う。ただ酒!と言いたい所だが、こういう時に限って公演後1時間40分くらいかけて運転しなければならない。ちなみにドラムのScottは郵便局で働いていて、彼にはThe Simpsonsの切手(http://shop.usps.com/wcsstore/PostalStore/upload/htm/simpsons/)を買って来てもらうように頼んでいた。開場されるとScottが来てそれを持って来てくれた。皆に見せびらかす。するとJaredの友人の一人がThe Simpsonsの生みの親、Matt Groeningのサインの入ったマニアにしか分からないような絵の入れ墨をみせてくれた。
今日は3バンド。先発は元MelvinsのJoe Prestonのバンド、Thrones。Joeは彼自身のツアーの最中でTucsonから8時間一人で運転して来たと言う。TBは昨日と同じセット。昨日同様、自分は”Whoses"の中に”"Ain't Talkin' 'Bout Love"を混ぜて弾く。誰も分かってくれないようだ。TBの公演後、会場に来ていたOaks(http://www.myspace.com/oaksmusic)のベース/ボーカルのMarkが来ていて、「さっきのはVan Halenの曲でしょう?」と、分かってくれていた。ちなみにArchonsに自分を紹介したのはOaksの連中であった。こんな感じでもっと自分の手がけたバンドが広がって行くと良いのだが...
San Diegoの客はノリが良い。冷めていず、暴れすぎない。今日もいい感じでショーが行えた。最後の"Africa”からノイズジャムへと行くのだが、TBの二人がCoadyのドラムを一つづつステージから取り去り、最後にスティックを叩いていたCoadyごと、担いでステージから降ろした。自分は一人ステージに残りノイズの余韻を楽しむ。
公演後皆に別れを告げ、1時間半強で家に着く。6週間のうち休みらしい休みが3日しかなく、そのほとんどを風邪をひいていた。それ以外は不景気にも関わらず多く人に来てもらいいいショーとなった。久々に家でのんびりできると思いながら就寝
ホテルを出て暫く走ると皆腹が減ってくる。このあたりは森が多く、街と言った感じの所はなかなか見つからない。Jakeが一件レストランを知っていると言うのでもう暫く走り、その店を見つけそこに入る。Heaven On Earth Restaurant(http://heavenonearthrestaurant.com/)。まだ風邪気味の自分はスープにサラダと体にいい物を注文。Coadyがトイレから戻ってくると、奥の方から出て来た女性店員がもの凄い大きいシナモンロールを「ハイ、これあげる」とCoadyに手渡していた。それを皆でデザート代わりに。甘くもの凄い大きいので食べきれずもって帰る事に。
Californiaの北の森を走っている時は暑かったが、San Franciscoに近づくと急に寒くなる。AltamontのベースDanから電話が入りどこかに食事に行く約束をする。会場につき準備を終え食事に行こうと思うが寒くて歩く気にはなれない。たまたまDanが会場の向かいに車を止めたので数ブロックを車で移動。寿司屋で軽い食事を取る。
今日も録音。TBの演奏が終わる頃には会場は人で埋め尽くされている。Brooklyn公演以来の完売。BBの出番になる寸前、会場の人ごみの成果か呼吸困難に陥った客が出て、救急隊が駆けつける。大事には至らなかった。救急隊の処置が終わるまで公演は行えない。15分ほどの遅れでようやくBBの出番となる。今日はDanの誕生日であり、途中でCoadyがそれを祝いアナウンスする。後で聞いた話だがDanはそれを聞いて泣きそうになったと言う。
会場には知っている顔もいくつか。Triclopsの面々、MelvinsのツアーマネジャーでPornのギターTim Mossが来ていたので公演後話しかけると、Mike Pattonが会場に向かっていると言う。Lakersの試合をLAでみてさっき空港についた所だと言う。暫くしてMikeが会場に着き、それらの面々で酒を飲み盛り上がる。片付けを済ませた後、1時間半くらい走りホテルを見つける。

5月27日、Costa Mesa
ホテルを出る前にネットでIn 'N Out(http://www.in-n-out.com/)の位置を確認。昼を過ぎていたが1時間半我慢してようやくIn 'N Outにありつける。自分はチーズバーガーを二つ。家に着いた来した。
そこから更に4時間ほど走り、ー旦家に戻り車を取って会場に向かう。渋滞で65kmちょっとの所が2時間以上かかってしまう。遅くなってしまったのでサウンドチェックはなしで準備を終える。食事を取り会場にもどると開場される。
知人のSA氏が来ていたので二人でバーのテレビでDodgersの試合をみながら話し込む。Costa MesaはLAからそれほど離れていないが、LAよりロックファン人口が少ないのかいつも中途半端な客数である。今日も例外ではない。それでも来てくれたファンは喜んでくれたようだ。
自分は風邪が最悪エネルギーが出てこない。ステージで咳き込むこともしばしば。Jaredもあまり調子が良くないよう。Coadyも風邪こそひいていないものの疲れがたまっているようだ。小雨降る中、荷積みを終え、連中はバンで、自分は自分の車で個々の家路に着く。家に戻った時には午前三時半を回っていた。
6月1日、West Hollywood
数日の休みを挟み、風邪はある程度よくなっていた。午後三時にリハーサルスタジオで待ち合わせをして荷物をバンに積んだ後、会場に向かう。よく公演を行う会場なので顔見知りが数人いる。でもいつも照明を担当してるFがいないのでそれを聞くと、数ヶ月前に個々を辞めて、今はサーカスで人間ミサイル(魚雷?正式名所がわからない)をやっていると言う。サウンドチェックを済ませこの会場に来ると決まって行くインド料理屋Flavor of India(http://www.flavorofindia.com/)に行く。
会場に戻ると知っている顔が多く見られる。楽屋にはBuzz、DaleそれにAdam Jonesまで来ている。客入りは完売とまでは行かなかったがかなりの数が入っていた。公演前にTBの連中と地元なので変わった事をしようと話していた。”LAと言えば”と言った感じでなにかLAに関する事を考えた結果、キーも一緒(厳密にはAmとAbm:原曲はギター半音下げチューニング、弾く時のポジションが一緒)である事から自分の意見で”Whores”のソロの前の章節をVan Halenの"Ain't Talkin' 'Bout Love(邦題:叶わぬ賭け)"のイントロを弾く事に決定。公演でも見事に決まり、ソロ中もそのソロからの技を幾つか使わせてもらった。楽屋に戻ると相変わらずBuzzが自分に「TBはギターリストが現れるまで良かったんだけどなぁ」とからかってくる。するとAdamは「でもあれはEddie Van Halenだった」と自分の冗談を分かってくれフォローしてくれた。暫くしてJaredも「あれはばっちりだったね」と自分のEddieもどきを気に入ってくれたようだ。ちなみに今日のTBには彼らの友人のJohnがサックスとして最後の2曲に参加。選曲も変わっていてジャズっぽく終わらしていた。
BBの番では地元ともあり、大盛況。3日の休みも効いたか皆エンジン全快。TBも混じった”Africa"もいつも以上の冴え。グッツの売り上げも上々。非常に良いショーとなり家も近いのでちょっと飲め、文句のない夜となった。
6月2日、San Diego,
渋滞をさけるため早めに移動。San Diegoに行く時は出来るだけ寄るようにしているレストランPedro's Tacos(http://www.pedrostacos.com/)でフィッシュブリトーを注文。大抵、店員の態度が悪いレストランはあまり美味くは感じないが、この店は例外である。早くSan Diegoに着いたのでレコード屋を数件周り、CDを数枚購入。ショッピングの後はSambuca(http://www.sambucabistro.com/)と言うイタリア料理屋でスパゲティーを注文。お洒落な店だが火曜日は格安で出費が少なく良いものが食べられる。
会場に行くと会場が開けられている。今日のサウンドエンジニアを担当するのはArchons
(http://www.myspace.com/archonsmusicnow)のベースのChad。ChadはHigh on Fireのライブエンジニアも担当している。Archonsは数ヶ月前、自分がプロデュースしたバンドでもある。ギターのJeffがバーテンダーを担当すると言う。ただ酒!と言いたい所だが、こういう時に限って公演後1時間40分くらいかけて運転しなければならない。ちなみにドラムのScottは郵便局で働いていて、彼にはThe Simpsonsの切手(http://shop.usps.com/wcsstore/PostalStore/upload/htm/simpsons/)を買って来てもらうように頼んでいた。開場されるとScottが来てそれを持って来てくれた。皆に見せびらかす。するとJaredの友人の一人がThe Simpsonsの生みの親、Matt Groeningのサインの入ったマニアにしか分からないような絵の入れ墨をみせてくれた。
今日は3バンド。先発は元MelvinsのJoe Prestonのバンド、Thrones。Joeは彼自身のツアーの最中でTucsonから8時間一人で運転して来たと言う。TBは昨日と同じセット。昨日同様、自分は”Whoses"の中に”"Ain't Talkin' 'Bout Love"を混ぜて弾く。誰も分かってくれないようだ。TBの公演後、会場に来ていたOaks(http://www.myspace.com/oaksmusic)のベース/ボーカルのMarkが来ていて、「さっきのはVan Halenの曲でしょう?」と、分かってくれていた。ちなみにArchonsに自分を紹介したのはOaksの連中であった。こんな感じでもっと自分の手がけたバンドが広がって行くと良いのだが...
San Diegoの客はノリが良い。冷めていず、暴れすぎない。今日もいい感じでショーが行えた。最後の"Africa”からノイズジャムへと行くのだが、TBの二人がCoadyのドラムを一つづつステージから取り去り、最後にスティックを叩いていたCoadyごと、担いでステージから降ろした。自分は一人ステージに残りノイズの余韻を楽しむ。
公演後皆に別れを告げ、1時間半強で家に着く。6週間のうち休みらしい休みが3日しかなく、そのほとんどを風邪をひいていた。それ以外は不景気にも関わらず多く人に来てもらいいいショーとなった。久々に家でのんびりできると思いながら就寝
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Monday, December 29, 2008
Minneapolis
12月13日、
MinneapolisにあるTriple Rockと言うクラブの10周年を記念したライブをBig Businessにやってもらうよう頼んで来た。ライブ当日の午前4時半に家を出て、空港に向かう。飛行機を一度乗り換え現地時間の1時半にMinneapolis空港に付く。晴れてはいるが雪が残っている。寒さはLAとは比べ物のにならない。日本で言えば沖縄から北海道に移動したようなものだろう。空港に会場が迎えに出してくれたバンが来ていた。運転手のBはもの静かで運転が丁寧。
ホテルで休憩した後、7時に会場に着く。準備をしていると突然Buzzが自分の背後で大声をあげる。同じMinneapolisにあるBuzzの旧友が経営するクラブ、Grumpy's Bar and GrillでToolのAdam Jonesと共にゲストバーテンダーをしに来ている。そのついでに明日はGrumpy'sでMelvinsのライブが行われることが数週間前に決まり、そのついでのついでにTriple RockでBBのアンコールの代わりにMelvinsが数曲演奏することが数日前に決まった。AdamとDaleも会場に到着。
サウンドチェックを済ませ、会場で夕飯を取る。食事を終わらせると直ぐに前座のバンドの演奏が始まる。一つ目のバンドが曲の間に”今日は演奏させてくれたBig BusinessとMelivnsに感謝します”とMelvinsが演奏する事をばらしてしまっている。Big Businessの出番になり演奏していると、Melvins目当てで来た客が多いと反応を観て直ぐに分かった。どうやらシークレット・ギグではなかったようだ。それでもMinneapolisは客の反応が非常に良い。それと同時に酔っぱらいも多い。自分が演奏していると一番前にいた酔っぱらいが自分のギターの目の前に手を添えふざけている。こういう状態はなれて来た。無視して演奏に集中。
演奏を終えると休み無しにMelvinsが登場。自分はBuzzにケーブルを渡し楽屋へギターを置きに行く。全4曲でMelvinsの公演は終了。もの凄い盛り上がり。グッツ販売の準備をするのを忘れてしまったので、自分がステージにグッツを持ち込み売り始める。多くの客は自分の所までやって来て褒めの言葉をかけるだけでグックは買ってくれない。嬉しいんだか、悲しいんだか...それでも空港で払った荷物のチェックイン代くらいは稼げた。
片付けを終えると警備員権バーテンダーのCが自分の所にやってくる。彼は2年前に同じ会場で演奏した時も非常に親切であった事を覚えている。Cは自分にもっとビールを持って来てくると言うので遠慮なく頂いた。前回も飲んだのだが、MinnesotaのSurly(http://www.surlybrewing.com/beers.php)の幾つかの種類を持って来てくれた。前回も飲んだCynicAleはフルーツっぽく自分は好きになれない。Furiousはエナジードリンクを混ぜたような味で2口でギブアップ。最後に持って来てくれたCoffee Benderは苦みがるのすっきりしている。これはいけた。気づけばもの凄い量のビールを飲んでいたようだ。ホテルに戻り二日酔いが残らないよう水を数杯飲み就寝。
12月14日、
時差ぼけも少しあり、疲れもあり、その上に飲んでいたので起きると10時半を回っていた。12時過ぎにBが迎えに来てくれてTriple Rockに行き遅い昼食を取る。昼食を済ませるとホテルに戻り昼寝をする。気づくと6時を回っていた。外ではまた雪が降り始めたようだ。

7時過ぎに会場に着く。外はかなり強い雪が降っている。客の入りが心配される。自分はグッツ販売に専念。このショーはMelvinsのシングルレコード”“The Star Spangled Banner/Detroit Rock City”の販売記念も含まれている。それに加えBuzzの似顔絵が書かれた、BuzzoTシャツ、AdamのデザインしてToolのショーのオリジナルポスターが数枚売られている。自分はBig Businessのものだけを販売。会場されるとMelvins/Toolと書かれた列の方には行列が出来る。それでも自分の所にやって来て、”昨日のショーは良かったよ”と優しいファンが多くいたのは非常に嬉しい。売り上げもそれほど悪くはなかった。大雪の中、かなりの客が集まった。Buzzもその事には感謝したようで、ステージに上がるとまずはその事について語っていた。

演奏が始まる直前、Buzzが自分の所にやって来て「昨日はMelvinsがアンコールだったから今日はBig Businessがアンコールをやれ」と言ってくる。自分は正直大喜び。だがJaredの体調があまり良くないらしく早めに切り上げたいのでそれを断念。Buzzも残念がっていたようだ。
演奏が始まると数人の知り合いが自分の所にやって来てビールをごちそうしてくれる。Grumpy'sのビールセレクションもすばらしい。NYのビールHennepin Saison(http://www.ommegang.com/index.php?mcat=1&scat=3)を数杯飲む。これはベルギー風で多少の甘みがあるが苦みもきいている。非常に味わい深いビール。数杯目のグラス半分くらいまで飲んでショーを観ていると、今度はAdamがやって来て”何か飲むか?”と聞いてくる。Hennepinと書かれたグラスを持ち上げ”これ飲んでいるから良いよ”と言う素振りをすると、Adamは自分が”Hennepinよろしく!”と言っているのだろうと勘違いしたようで次のグラスを買って来てくれた。ふざけて両方のグラスのビールを口の両脇から飲むとAdamは大笑いしながら「お前は俺のヒーロだ」と大喜び。この夜もかなり飲んでしまった。
公演後も多くの客が自分の所にやって来て優しい言葉をかけてくれた。知り合いも多く、長話が続き中々会場から出られない。その長話の中に今回運転手を勤めてくれたBの話があった。彼の温和な性格に少し興味があり、運転手をするまでの経緯を尋ねてみた。彼は以前、福祉士として障害の持った子供を教育していたらしい。それと同時にバンドも行っていた。ある晩、そのバンドがパーティー会場で演奏を行い、Bは友人が多く来ていたので羽目を外して真っ裸になったらしい。数日後、その上半身だけが映った写真がネットに載り、それを観た上司がBをクビにした。そこで知り合いだったTriple Rockのオーナーが彼を雇い始めた。以前、多くの女性教師がMyspace等にきわどい写真を載せクビになる、と言う事が問題になっていたが、実際にそう言った経験を持つ人に会うとは思ってもいなかった。片付けが終わると雪の降るなかBは安全運転でホテルまで送ってくれた。色々な人生があるものだと思いながら就寝。
12月15日、
相部屋のCoadyがコーヒーを買いに出て戻ってくるとその寒さに驚いている。自分は大袈裟なリアクションと考えていた。荷物をまとめロービーに卸し、Bが来るのを待っている。コーヒーを買いに行った時コウモリが路上で凍死しているのを見たと言うのでそれを見に外へ出る。決して大袈裟ではなかった。それもそのはず-19度。写真を撮ろうと努力するが手がかじかんでシャッターが押せない。何とか一枚だけ撮りホテルに走って戻る。その寒さにキーキー言っていると一人の女性客が「あなたは地元じゃないでしょう?」と言ってくる。心の中で自分は”こんな所に住めるか!”と思っていた。

Bが空港まで送ってくれ、Bに別れを告げる。出発までは時間があるのでチェックインを済ませ、食事をしてゲートに向かう。雪の影響が心配されたが上手い具合に晴れてくれ飛行機は時間とおり。乗り継ぎのSalt Lake Cityで3時間待たされたのでそこでまた食事を取り、出発まで待つ。Salt Lakeでも雪が見られる。15分の遅れが出たものの飛行機は無事地元Burbankに着き。LAもかなり冷え込んで来たが-19度とは比べ物にならない。ちなみにこの晩、Minneapolisでは-30度まで下がるそうだ。
MinneapolisにあるTriple Rockと言うクラブの10周年を記念したライブをBig Businessにやってもらうよう頼んで来た。ライブ当日の午前4時半に家を出て、空港に向かう。飛行機を一度乗り換え現地時間の1時半にMinneapolis空港に付く。晴れてはいるが雪が残っている。寒さはLAとは比べ物のにならない。日本で言えば沖縄から北海道に移動したようなものだろう。空港に会場が迎えに出してくれたバンが来ていた。運転手のBはもの静かで運転が丁寧。
ホテルで休憩した後、7時に会場に着く。準備をしていると突然Buzzが自分の背後で大声をあげる。同じMinneapolisにあるBuzzの旧友が経営するクラブ、Grumpy's Bar and GrillでToolのAdam Jonesと共にゲストバーテンダーをしに来ている。そのついでに明日はGrumpy'sでMelvinsのライブが行われることが数週間前に決まり、そのついでのついでにTriple RockでBBのアンコールの代わりにMelvinsが数曲演奏することが数日前に決まった。AdamとDaleも会場に到着。
サウンドチェックを済ませ、会場で夕飯を取る。食事を終わらせると直ぐに前座のバンドの演奏が始まる。一つ目のバンドが曲の間に”今日は演奏させてくれたBig BusinessとMelivnsに感謝します”とMelvinsが演奏する事をばらしてしまっている。Big Businessの出番になり演奏していると、Melvins目当てで来た客が多いと反応を観て直ぐに分かった。どうやらシークレット・ギグではなかったようだ。それでもMinneapolisは客の反応が非常に良い。それと同時に酔っぱらいも多い。自分が演奏していると一番前にいた酔っぱらいが自分のギターの目の前に手を添えふざけている。こういう状態はなれて来た。無視して演奏に集中。
演奏を終えると休み無しにMelvinsが登場。自分はBuzzにケーブルを渡し楽屋へギターを置きに行く。全4曲でMelvinsの公演は終了。もの凄い盛り上がり。グッツ販売の準備をするのを忘れてしまったので、自分がステージにグッツを持ち込み売り始める。多くの客は自分の所までやって来て褒めの言葉をかけるだけでグックは買ってくれない。嬉しいんだか、悲しいんだか...それでも空港で払った荷物のチェックイン代くらいは稼げた。
片付けを終えると警備員権バーテンダーのCが自分の所にやってくる。彼は2年前に同じ会場で演奏した時も非常に親切であった事を覚えている。Cは自分にもっとビールを持って来てくると言うので遠慮なく頂いた。前回も飲んだのだが、MinnesotaのSurly(http://www.surlybrewing.com/beers.php)の幾つかの種類を持って来てくれた。前回も飲んだCynicAleはフルーツっぽく自分は好きになれない。Furiousはエナジードリンクを混ぜたような味で2口でギブアップ。最後に持って来てくれたCoffee Benderは苦みがるのすっきりしている。これはいけた。気づけばもの凄い量のビールを飲んでいたようだ。ホテルに戻り二日酔いが残らないよう水を数杯飲み就寝。
12月14日、
時差ぼけも少しあり、疲れもあり、その上に飲んでいたので起きると10時半を回っていた。12時過ぎにBが迎えに来てくれてTriple Rockに行き遅い昼食を取る。昼食を済ませるとホテルに戻り昼寝をする。気づくと6時を回っていた。外ではまた雪が降り始めたようだ。
7時過ぎに会場に着く。外はかなり強い雪が降っている。客の入りが心配される。自分はグッツ販売に専念。このショーはMelvinsのシングルレコード”“The Star Spangled Banner/Detroit Rock City”の販売記念も含まれている。それに加えBuzzの似顔絵が書かれた、BuzzoTシャツ、AdamのデザインしてToolのショーのオリジナルポスターが数枚売られている。自分はBig Businessのものだけを販売。会場されるとMelvins/Toolと書かれた列の方には行列が出来る。それでも自分の所にやって来て、”昨日のショーは良かったよ”と優しいファンが多くいたのは非常に嬉しい。売り上げもそれほど悪くはなかった。大雪の中、かなりの客が集まった。Buzzもその事には感謝したようで、ステージに上がるとまずはその事について語っていた。
演奏が始まる直前、Buzzが自分の所にやって来て「昨日はMelvinsがアンコールだったから今日はBig Businessがアンコールをやれ」と言ってくる。自分は正直大喜び。だがJaredの体調があまり良くないらしく早めに切り上げたいのでそれを断念。Buzzも残念がっていたようだ。
演奏が始まると数人の知り合いが自分の所にやって来てビールをごちそうしてくれる。Grumpy'sのビールセレクションもすばらしい。NYのビールHennepin Saison(http://www.ommegang.com/index.php?mcat=1&scat=3)を数杯飲む。これはベルギー風で多少の甘みがあるが苦みもきいている。非常に味わい深いビール。数杯目のグラス半分くらいまで飲んでショーを観ていると、今度はAdamがやって来て”何か飲むか?”と聞いてくる。Hennepinと書かれたグラスを持ち上げ”これ飲んでいるから良いよ”と言う素振りをすると、Adamは自分が”Hennepinよろしく!”と言っているのだろうと勘違いしたようで次のグラスを買って来てくれた。ふざけて両方のグラスのビールを口の両脇から飲むとAdamは大笑いしながら「お前は俺のヒーロだ」と大喜び。この夜もかなり飲んでしまった。
公演後も多くの客が自分の所にやって来て優しい言葉をかけてくれた。知り合いも多く、長話が続き中々会場から出られない。その長話の中に今回運転手を勤めてくれたBの話があった。彼の温和な性格に少し興味があり、運転手をするまでの経緯を尋ねてみた。彼は以前、福祉士として障害の持った子供を教育していたらしい。それと同時にバンドも行っていた。ある晩、そのバンドがパーティー会場で演奏を行い、Bは友人が多く来ていたので羽目を外して真っ裸になったらしい。数日後、その上半身だけが映った写真がネットに載り、それを観た上司がBをクビにした。そこで知り合いだったTriple Rockのオーナーが彼を雇い始めた。以前、多くの女性教師がMyspace等にきわどい写真を載せクビになる、と言う事が問題になっていたが、実際にそう言った経験を持つ人に会うとは思ってもいなかった。片付けが終わると雪の降るなかBは安全運転でホテルまで送ってくれた。色々な人生があるものだと思いながら就寝。
12月15日、
相部屋のCoadyがコーヒーを買いに出て戻ってくるとその寒さに驚いている。自分は大袈裟なリアクションと考えていた。荷物をまとめロービーに卸し、Bが来るのを待っている。コーヒーを買いに行った時コウモリが路上で凍死しているのを見たと言うのでそれを見に外へ出る。決して大袈裟ではなかった。それもそのはず-19度。写真を撮ろうと努力するが手がかじかんでシャッターが押せない。何とか一枚だけ撮りホテルに走って戻る。その寒さにキーキー言っていると一人の女性客が「あなたは地元じゃないでしょう?」と言ってくる。心の中で自分は”こんな所に住めるか!”と思っていた。
Bが空港まで送ってくれ、Bに別れを告げる。出発までは時間があるのでチェックインを済ませ、食事をしてゲートに向かう。雪の影響が心配されたが上手い具合に晴れてくれ飛行機は時間とおり。乗り継ぎのSalt Lake Cityで3時間待たされたのでそこでまた食事を取り、出発まで待つ。Salt Lakeでも雪が見られる。15分の遅れが出たものの飛行機は無事地元Burbankに着き。LAもかなり冷え込んで来たが-19度とは比べ物にならない。ちなみにこの晩、Minneapolisでは-30度まで下がるそうだ。
Monday, September 08, 2008
Houston
8月21日, Houston, TX
New Orleansから560km離れているため、早めの出発。去年と同様にMulate's Restaurant(http://home.netcom.com/~rkiser/Directions/Mulates.htm)
で昼食を取る。ナマズとワニのフライがこの店の名物。値段が他のケィジャン料理屋より少し高め。
Texasに入り、暫くするとJaredが「シートベルト!シートベルト!」と叫んでいる。うたた寝をしていた自分はその声で起きる。どうやらスピード違反でハイウェー・パトロールに止められるらしい。高速を降り、路肩に止める。警察官が助手席の方に近づいてくる。助手席に座っていたTimに窓を開けるように命ずる。開けるといきなり大声で「マリファナを投げ捨てたろ?」Timは「俺のじゃないし投げ捨ててなんかいなません。俺はマリファナは吸いません」と言うと警官はムキになって「どうせ投げるんだったら遠くになげろよな。マリファナやらないって?んじゃ覚せい剤か?」とりあえず運転手であったCoadyをバンから下し、スピード違反のチケットを切るためパトカーに連行する。それを終えるとまたマリファナの話になる。乗員全ての免許を取り、「他に隠している物はないな?」と聞いた後、バンの中をチェックするためバンから出るように命ずる。皆がバンから降りると地元の警官が二人駆けつける。皆がバンの前で地元警官に見つめられながら立ち、バンの後方で警官が皆のバッグの中を検査するのを待っている。皆ナーバスになっている。地元警官はポケットから手を出すように言ったり、きょろきょろしているJaredを見て「何にそわそわしている?何かかくしているからだろう?」などと言ってくる。
「これは誰のだ?」と次々に鞄の中身をあけ調べあげていく。最後のDaleのリックサックを調べていると警官は「お前達は嘘つきだ!」と大声を上げ「これは誰のバックだ?」とDaleをパトーカーに連れて行く。手錠を掛ける音がバンの前方に響く。Timをグループのリーダーと見て、「お前の連れはコカインと武器を携帯していた。これについて説明してもらおう」言ってくる。皆パトカーの前に集まる。Daleは既にパトカーの中に手錠を掛けられ座っている。ボンネットにはDaleのバック。その横には45口径の拳銃、薬莢の箱、白い粉の入ったサラダ・バックが二つ、それに粉の分量を計る計量器が置かれている。これらが全てDaleの鞄から出て来たと言う。それを見て、映画の様な悪徳警官であると思い始めた。警官はTimに質問を続ける。Timは断固としてこれらがDaleの所持品でないと言い張る。警官は「俺が嘘をついていると言うのか?ファンか誰かがこいつ(Dale)の鞄の中にこれらを知らないうちに入れたとでも言うのか?薬をやらないロックバンドなんかいるか。Willy Nelsonだってマリファナ好きだろう」
Daleは身に覚えがないので真っ白な顔で苦笑いをしている。警官は「何が面白い?とりあえずお前は牢獄で一晩は過ごす事になる。他の皆はこいつを引き取りに来るのと同時にもう一度警察署で取り調べだ」Daleに同情する一方、コカイン、拳銃保持とあればこの国に戻ってくる事は不可能だと言う事が自分の頭によぎる。暫くすると、悔いだらけだが、色んな事が起こり楽しいアメリカ生活でもあった、と開き直って考え始めた。警官は「何て言うバンドだっけ?」と続ける。自分を含め数人が「Melvins」と言うと「Melvins? 聞いた事ないなぁ。こいつ(Dale)は何を演奏するんだ?」と警官。「ドラム」と数人がまた応える。「ドラムか。んじゃ今日の公演は中止だな。と、言うかこれからの公演が無理になるんじゃないか?」皆の顔に絶望感が見える。「これから警察署の住所を渡す。ああ。それとロックバンドで思い出したけど、俺はToolのAdam Jonesの親友で君たちをはめる(ドッキリする)ように言われた」...AdamとBuzzが仕掛けたドッキリであった。
皆が大声で何かを言っている。その後、タバコを吸わないCoadyが深く一吸い。Rikkyは吐き気を感じたらしい。自分はバンに戻りカメラを取り、その警官と記念撮影。残る一人の乗員、Jaredはと言うと、この仕掛けに絡んでいたと言う。携帯で一行が何処にいるかをその警官Jに逐一連絡を入れていたと言う。Jの演技(普段やっている事を冗談でやっているだけ)の上手さに誰もがドッキリである事が信じられなかった。拳銃、薬莢と計量器はJの所有しているもので、コカインは小麦粉。マリファナはその日の朝、補導した少年から没収したもの。それらを一行にばれないようにDaleの鞄に仕込んでいたらしい。しかも警察のカメラで一部始終を録画していて、そのテープを渡してくれた。JはMelvinsの大ファンでもあり、Buzzとは顔見知りであると言う。今日の公演に友達を連れ遊びこれるようTimが計らう。
Jに別れを告げると、10分あまりで会場に着く。機材用のバンを運転して別行動であったBuzzはだまされた一行を見ながらケタケタ笑っている。セッティング中はその話で持ち切り。開場されるとJが数人の友人を連れて楽屋にやってくる。Jは自分に指を指し、「Adamは君も存分に罠にはめるように電話で言っていたよ」と笑って話す。自分は取り調べ中、静かにしていたのではめようがなかったらしい。

公演の方はなかなかの盛り上がり。BBの時にまた自分にボーカルが聴こえないと言って来た男がいたので、「俺はギターを弾いていて忙しい。俺に言うな。エンジニアに言え」と言うと男は直ぐに黙り込んだ。同じ建物の中にギャラリーの様なスペースがあり、そこで数人の画家がMelvinsの絵を描いている。バンドとバンドの間にギャラリーに行けるようになっているので客は退屈することはない。粋なはからい。公演後はやはり昼間の話で盛り上がる。いまだに信じられない不思議な一日であった。
New Orleansから560km離れているため、早めの出発。去年と同様にMulate's Restaurant(http://home.netcom.com/~rkiser/Directions/Mulates.htm)
で昼食を取る。ナマズとワニのフライがこの店の名物。値段が他のケィジャン料理屋より少し高め。
Texasに入り、暫くするとJaredが「シートベルト!シートベルト!」と叫んでいる。うたた寝をしていた自分はその声で起きる。どうやらスピード違反でハイウェー・パトロールに止められるらしい。高速を降り、路肩に止める。警察官が助手席の方に近づいてくる。助手席に座っていたTimに窓を開けるように命ずる。開けるといきなり大声で「マリファナを投げ捨てたろ?」Timは「俺のじゃないし投げ捨ててなんかいなません。俺はマリファナは吸いません」と言うと警官はムキになって「どうせ投げるんだったら遠くになげろよな。マリファナやらないって?んじゃ覚せい剤か?」とりあえず運転手であったCoadyをバンから下し、スピード違反のチケットを切るためパトカーに連行する。それを終えるとまたマリファナの話になる。乗員全ての免許を取り、「他に隠している物はないな?」と聞いた後、バンの中をチェックするためバンから出るように命ずる。皆がバンから降りると地元の警官が二人駆けつける。皆がバンの前で地元警官に見つめられながら立ち、バンの後方で警官が皆のバッグの中を検査するのを待っている。皆ナーバスになっている。地元警官はポケットから手を出すように言ったり、きょろきょろしているJaredを見て「何にそわそわしている?何かかくしているからだろう?」などと言ってくる。
「これは誰のだ?」と次々に鞄の中身をあけ調べあげていく。最後のDaleのリックサックを調べていると警官は「お前達は嘘つきだ!」と大声を上げ「これは誰のバックだ?」とDaleをパトーカーに連れて行く。手錠を掛ける音がバンの前方に響く。Timをグループのリーダーと見て、「お前の連れはコカインと武器を携帯していた。これについて説明してもらおう」言ってくる。皆パトカーの前に集まる。Daleは既にパトカーの中に手錠を掛けられ座っている。ボンネットにはDaleのバック。その横には45口径の拳銃、薬莢の箱、白い粉の入ったサラダ・バックが二つ、それに粉の分量を計る計量器が置かれている。これらが全てDaleの鞄から出て来たと言う。それを見て、映画の様な悪徳警官であると思い始めた。警官はTimに質問を続ける。Timは断固としてこれらがDaleの所持品でないと言い張る。警官は「俺が嘘をついていると言うのか?ファンか誰かがこいつ(Dale)の鞄の中にこれらを知らないうちに入れたとでも言うのか?薬をやらないロックバンドなんかいるか。Willy Nelsonだってマリファナ好きだろう」
Daleは身に覚えがないので真っ白な顔で苦笑いをしている。警官は「何が面白い?とりあえずお前は牢獄で一晩は過ごす事になる。他の皆はこいつを引き取りに来るのと同時にもう一度警察署で取り調べだ」Daleに同情する一方、コカイン、拳銃保持とあればこの国に戻ってくる事は不可能だと言う事が自分の頭によぎる。暫くすると、悔いだらけだが、色んな事が起こり楽しいアメリカ生活でもあった、と開き直って考え始めた。警官は「何て言うバンドだっけ?」と続ける。自分を含め数人が「Melvins」と言うと「Melvins? 聞いた事ないなぁ。こいつ(Dale)は何を演奏するんだ?」と警官。「ドラム」と数人がまた応える。「ドラムか。んじゃ今日の公演は中止だな。と、言うかこれからの公演が無理になるんじゃないか?」皆の顔に絶望感が見える。「これから警察署の住所を渡す。ああ。それとロックバンドで思い出したけど、俺はToolのAdam Jonesの親友で君たちをはめる(ドッキリする)ように言われた」...AdamとBuzzが仕掛けたドッキリであった。
皆が大声で何かを言っている。その後、タバコを吸わないCoadyが深く一吸い。Rikkyは吐き気を感じたらしい。自分はバンに戻りカメラを取り、その警官と記念撮影。残る一人の乗員、Jaredはと言うと、この仕掛けに絡んでいたと言う。携帯で一行が何処にいるかをその警官Jに逐一連絡を入れていたと言う。Jの演技(普段やっている事を冗談でやっているだけ)の上手さに誰もがドッキリである事が信じられなかった。拳銃、薬莢と計量器はJの所有しているもので、コカインは小麦粉。マリファナはその日の朝、補導した少年から没収したもの。それらを一行にばれないようにDaleの鞄に仕込んでいたらしい。しかも警察のカメラで一部始終を録画していて、そのテープを渡してくれた。JはMelvinsの大ファンでもあり、Buzzとは顔見知りであると言う。今日の公演に友達を連れ遊びこれるようTimが計らう。
Jに別れを告げると、10分あまりで会場に着く。機材用のバンを運転して別行動であったBuzzはだまされた一行を見ながらケタケタ笑っている。セッティング中はその話で持ち切り。開場されるとJが数人の友人を連れて楽屋にやってくる。Jは自分に指を指し、「Adamは君も存分に罠にはめるように電話で言っていたよ」と笑って話す。自分は取り調べ中、静かにしていたのではめようがなかったらしい。
公演の方はなかなかの盛り上がり。BBの時にまた自分にボーカルが聴こえないと言って来た男がいたので、「俺はギターを弾いていて忙しい。俺に言うな。エンジニアに言え」と言うと男は直ぐに黙り込んだ。同じ建物の中にギャラリーの様なスペースがあり、そこで数人の画家がMelvinsの絵を描いている。バンドとバンドの間にギャラリーに行けるようになっているので客は退屈することはない。粋なはからい。公演後はやはり昼間の話で盛り上がる。いまだに信じられない不思議な一日であった。
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Friday, February 22, 2008
Melvin Session 13日目
セッション最終日。ミックスの予備日として取っておいたのだが昨日全てのミックスがとりあえず終了した。Coadyがある曲でギターの大きさが変わると言う事を指摘。これは自分とBuzzとが録音時に企んでいたステレオの小細工である(詳しくは後にコラムhttp://www.prosoundcommunications.com/toshikasai/で説明予定)。Buzzと自分だけがそれに関して絶対的な自信を持っていた。ミックスを聴いてみると即座にDaleが納得。続いてJaredも渋々。しばらくしてCoadyが。ここでミックスは全てが終了したことになる。
知人に渡すトッラクとは別にある曲を録音したいと言い出す,Buzz。皆が驚いたものの面白そうと直ぐにやる気になる。ハウスエンジニアのIanがミックスのセッティングから録音のものに移す間に皆練習し始める。これはレコードで発売する予定。
この曲を録音中、ToolのAdam Jonesが遊びに来た。Adamは自分達が録音している曲を聴いてニコニコしている。しばらくするとHelmetのPageも顔を出した。Pageも笑いながら聴いている。
この曲の録音が終わるとレコードのA面の曲を録ると言う。これもまた大笑い。Jaredがハーモニーをやったのだが、あまりにもばかばかしくて自分は泣きながら笑っていた。それを見たJaredも歌の途中で吹き出してしまう。あまりにも可笑しくて涙でコンタクトレンズが左目から落ちてしまった。なんとか終了して、知人に渡す為のジャムに入る。
12分ほどBuzzとJaredが半分づつベースを弾き,そのジャムを終わらせ、今日の大仕事、片付けに入る。ここ数日間で自分の機材を多少運んでいたもののもの、多くのものを持って帰らなくては行けない。ドラムなどが片付けられスタジオが広くなって行く。正直これほど終わるのが残念なセッションはなかったような気がする。
知人に渡すトッラクとは別にある曲を録音したいと言い出す,Buzz。皆が驚いたものの面白そうと直ぐにやる気になる。ハウスエンジニアのIanがミックスのセッティングから録音のものに移す間に皆練習し始める。これはレコードで発売する予定。
この曲を録音中、ToolのAdam Jonesが遊びに来た。Adamは自分達が録音している曲を聴いてニコニコしている。しばらくするとHelmetのPageも顔を出した。Pageも笑いながら聴いている。
この曲の録音が終わるとレコードのA面の曲を録ると言う。これもまた大笑い。Jaredがハーモニーをやったのだが、あまりにもばかばかしくて自分は泣きながら笑っていた。それを見たJaredも歌の途中で吹き出してしまう。あまりにも可笑しくて涙でコンタクトレンズが左目から落ちてしまった。なんとか終了して、知人に渡す為のジャムに入る。
12分ほどBuzzとJaredが半分づつベースを弾き,そのジャムを終わらせ、今日の大仕事、片付けに入る。ここ数日間で自分の機材を多少運んでいたもののもの、多くのものを持って帰らなくては行けない。ドラムなどが片付けられスタジオが広くなって行く。正直これほど終わるのが残念なセッションはなかったような気がする。
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Saturday, August 04, 2007
Los Angeles >>Portland>>Seattle
6月6日、移動日
昼にリハーサルスタジオで待合、荷済みを始める。自分の機材の準備が終わるとCoady、Jaredの2人はまだ時間が必要だと言い自分は家で待機する事に。車に戻ろうと駐車場に行くとBuzzに出くわす。「まだ出ていないのか?俺だったら昨日の内に発っている」と嫌味を言ってくる。「所でトシは秋のツアーに同行するんだろう?」と聞いてもいないのに既に決定しているかのように話してくる。
Buzzと別れ部屋に戻り待機する。予定よりはるかに遅れ、2人が自分の家に到着して出発となる。皆、腹が減っていたので高速を30分走った後に In-N-Out Burgerで遅い昼食。カルフォルニアをひたすら北上する。3時間弱走った後にトイレ休憩でガソリンスタンドに着く。皆がようを済ませた後、ぶっ通しの運転で疲れたCoadyが自分に運転を頼んでくる。鍵を渡され運転席に座りいざ出発。...何かがおかしい。エンジンがかからない。アクセルを踏みながら鍵を回すように言われ、その通りにエンジンをかけ始める。…かからない。数分、数十分まってかけ直してもかからない。ボンネットをあけ色々調べてみる。エンジンにガソリンが届いていない。典型的なヴェイパーロック現象(日本語版と英語版のWikipediaでは意味が違っている)。砂漠の中のスタンドで車が冷えるのを待つのみ。
車が止まり既に三時間が経っていた。キャッチボールなどして気を紛らわせるものの、個々の表情は硬い。友人、家族の中で車に詳しいものと連絡を取るものの、バンは"うん"とも"すん"とも言わない。諦め牽引車を呼ぶことに。電話でのやり取り。保険会社は一番近い修理工が見つからずCoadyの家に牽引しなくてはいけないと言って来る。それを聞き個々に絶望感がよぎる。保険会社から折り返しの電話があり、牽引車が向かったと連絡が入る。それを聞き皆が必死になり、給油ポンプを開け閉めしたり、オイルを足したり色々し始める。Coadyは半分気の狂ったような顔でエンジンをかけ始める。すると音が変わった。皆が手を止め、お互いの表情を伺う。またかけるとかからない。3度目にアクセルを思い切り踏みながらかけた瞬間、爆音とともにエンジンがフル回転し始める。保険会社に電話を入れ、牽引をキャンセル。北へと向かう。予約していたホテルに着いた時、二日で16時間の運転の予定が一日目で14時間費やしてしまった。
6月7日、Portland, Oregon
悪夢のような運転から一夜(睡眠時間、約5時間)たち、バンは順調に目的地のPortlandに向かう。Portlandまで後2時間と言った所でCoadyの携帯に連絡が入る。「ヘイ、Adam...ウン、ウン...分かった。メンバーと相談してかけ直して良いかい?」と電話を切る。驚いた表情で一つため息をした後、Coadyがその内容を自分とJaredに伝える。電話はToolのAdam Jonesからであった。前座として6月の後半からToolのツアーに参加して欲しいとの要望。CoadyがJaredに相談し始める。Jaredは「って事は自分達の単独ツアーの後半をキャンセルしなきゃいけないってことだよな?期待している人達に悪いよな~」とか金銭面なども気にし始める。しばらくすると「トシだったら、どうする?やるかい?」と尋ねてくる。自分は「Hell yeah!」まだ一公演もこなしていないのに嬉しい悩みが舞い込んでくる。
バンも止まる事なく無事に会場、The Doug Fir、に到着。一回がレストランになっていて地下が会場。機材を入れ、サウンドチェックをしたのち、会場に計らいで上のレストランで食事を取る事に。自分は"Crunchy Trout"と呼ばれるマス揚げを注文。新鮮で品のある味のマスがしつこくない程度に揚げられ、さっぱりしたドレッシングとレモンが合い、ツアー初日からめちゃくちゃ美味いものをご馳走になる。このツアーへの期待が高まる。
前座の2バンドが終わった頃、会場にはBBの友人達も含め270人の客が来ていたと言う。ツアー初日とあり多少の緊張はあったものの美味い飯、良いニュース(Toolの前座)、そしてビール(PBR)が自分の気分を和ませる。演奏の方はまあまあ。CoadyとJaredの二人が4曲目と5曲目の順番を間違える。が二人同時に間違えそのまま演奏しつづけた為、曲順どうりに弾いていた自分だけがあたかも間違えたようであった。公演終了後2人がその間違えを認める。
寄り道をしたあとCoadyの友人の家で就寝となる。その家の近所はThe Simpsonsの作者、Matt Groeningが住んでいた場所でもあり、そのキャラクター達の名前の元となった道が続く。家に着くと玄関の前に大きな犬の糞が置かれて(?)いた。それに気付かなかったJaredはそれを踏み部屋までそれを引きずってしまった。就寝前に大掃除が始ってしまった。
6月8日、Seattle, Washington
Portlandを経つとJaredの出身地Olympiaに寄り、Jaredの旧友Adamをピックアップする。Adamはこのツアーの後半、グッツ販売件ローディーとして同行する事となる。Coadyの地元Seattleに着くとガソリンがかなり減っていて、運転していたCoadyはそれを気にし始める。Jaredはメーターを見て会場までは何とかなると判断。その直後、ラッシュアワーで交通量の激しい丘の上の通りでガス欠。Adam、 Jared、自分の3人でスタンドを探しに行く。一キロ弱歩いてようやくスタンドに着く。予め携帯で連絡を取っていたJaredの弟でこのツアーのグッツ販売/ローディーを担当するDustyとスタンドで初対面する。ガソリンをプラスティックタンクに入れるとDustyの車でバンの止まっている場所までそれと自分達を輸送。ガス欠から30分立った後に給油。

Dustyは一旦家に戻り会場で待ち合わせする事に。会場に着き、機材を持ち込み直ぐにサウンドチェック。それが終わると家族が来る予定の Jaredを残し、Adam,Codayと自分の3人で食事をしに出かける。数ブロック歩いた所にあったお洒落な寿司屋で夕飯をとる。二日続けて良い食事。レストランの種類の少なさにファーストフードばかりの食事をしていた前回のツアーとはかけ離れている。会場に戻ると2つ目のバンドの演奏が始まっていた。狭い会場に凄い数の人。370人。BBの出番の前に2人からイントロでノイズをしばらく流して欲しいとのリクエスト。自分の機材を使ってノイズをかけ始める。5分以上かけつづけても2人は出てこない。長すぎる。客が飽き、疲れるのではと心配し始める。自分はノイズを流したままアンプの裏に隠れひたすら待機。7、8分が過ぎたころようやく2人が登場。予想を裏切り客は大ノリ。ショーは大成功。
ライブ終了後、隣のバーで数杯飲んだ後、Coadyの旧友で、今のっているバンドThe Shinsのギターリスト、Dave Yanul Hernandezの家にやっかいになる事となる。DaveはBBのファーストアルバムでギターを弾いている。公演直前に彼等からDaveを紹介され、彼がCDでギターを弾いている曲を自分がライブで弾く事を知り、ちょっとした違和感...だがDaveは自分のプレーにかなり満足だったようだ。彼の家に着きしばらくするとDaveがDVDを観ようと言ってくる。ケーブルTVのチャンネルの一つにCartoon Networkと言う物がある。朝から夕方まではアニメを流しているのだが夜になると"Adult Swim"と呼ばれる時間帯になり、大人が楽しめる(助平な意味ではない)アニメやコメディーを流す。その中の一つに"Tim and Eric Awesome Show"がある。
DaveはそのDVDを皆に披露。Ali G. Show, Little Britainと好きなショーが終わってしまい、新しいコメディーに飢えていた時にこの新鮮な衝撃。一つのショーが11分と短く、安上がりなコマーシャルやTV番組を皮肉ったテンポの良いスケッチの数々。作るほうも安上がりだが、ゲストやアイディアが非常に良い。ガス欠に出くわしたものの美味い飯、良いショー、良い客、新しい笑いを知り大満足な一日が終わる。
昼にリハーサルスタジオで待合、荷済みを始める。自分の機材の準備が終わるとCoady、Jaredの2人はまだ時間が必要だと言い自分は家で待機する事に。車に戻ろうと駐車場に行くとBuzzに出くわす。「まだ出ていないのか?俺だったら昨日の内に発っている」と嫌味を言ってくる。「所でトシは秋のツアーに同行するんだろう?」と聞いてもいないのに既に決定しているかのように話してくる。
Buzzと別れ部屋に戻り待機する。予定よりはるかに遅れ、2人が自分の家に到着して出発となる。皆、腹が減っていたので高速を30分走った後に In-N-Out Burgerで遅い昼食。カルフォルニアをひたすら北上する。3時間弱走った後にトイレ休憩でガソリンスタンドに着く。皆がようを済ませた後、ぶっ通しの運転で疲れたCoadyが自分に運転を頼んでくる。鍵を渡され運転席に座りいざ出発。...何かがおかしい。エンジンがかからない。アクセルを踏みながら鍵を回すように言われ、その通りにエンジンをかけ始める。…かからない。数分、数十分まってかけ直してもかからない。ボンネットをあけ色々調べてみる。エンジンにガソリンが届いていない。典型的なヴェイパーロック現象(日本語版と英語版のWikipediaでは意味が違っている)。砂漠の中のスタンドで車が冷えるのを待つのみ。
車が止まり既に三時間が経っていた。キャッチボールなどして気を紛らわせるものの、個々の表情は硬い。友人、家族の中で車に詳しいものと連絡を取るものの、バンは"うん"とも"すん"とも言わない。諦め牽引車を呼ぶことに。電話でのやり取り。保険会社は一番近い修理工が見つからずCoadyの家に牽引しなくてはいけないと言って来る。それを聞き個々に絶望感がよぎる。保険会社から折り返しの電話があり、牽引車が向かったと連絡が入る。それを聞き皆が必死になり、給油ポンプを開け閉めしたり、オイルを足したり色々し始める。Coadyは半分気の狂ったような顔でエンジンをかけ始める。すると音が変わった。皆が手を止め、お互いの表情を伺う。またかけるとかからない。3度目にアクセルを思い切り踏みながらかけた瞬間、爆音とともにエンジンがフル回転し始める。保険会社に電話を入れ、牽引をキャンセル。北へと向かう。予約していたホテルに着いた時、二日で16時間の運転の予定が一日目で14時間費やしてしまった。
6月7日、Portland, Oregon
悪夢のような運転から一夜(睡眠時間、約5時間)たち、バンは順調に目的地のPortlandに向かう。Portlandまで後2時間と言った所でCoadyの携帯に連絡が入る。「ヘイ、Adam...ウン、ウン...分かった。メンバーと相談してかけ直して良いかい?」と電話を切る。驚いた表情で一つため息をした後、Coadyがその内容を自分とJaredに伝える。電話はToolのAdam Jonesからであった。前座として6月の後半からToolのツアーに参加して欲しいとの要望。CoadyがJaredに相談し始める。Jaredは「って事は自分達の単独ツアーの後半をキャンセルしなきゃいけないってことだよな?期待している人達に悪いよな~」とか金銭面なども気にし始める。しばらくすると「トシだったら、どうする?やるかい?」と尋ねてくる。自分は「Hell yeah!」まだ一公演もこなしていないのに嬉しい悩みが舞い込んでくる。
バンも止まる事なく無事に会場、The Doug Fir、に到着。一回がレストランになっていて地下が会場。機材を入れ、サウンドチェックをしたのち、会場に計らいで上のレストランで食事を取る事に。自分は"Crunchy Trout"と呼ばれるマス揚げを注文。新鮮で品のある味のマスがしつこくない程度に揚げられ、さっぱりしたドレッシングとレモンが合い、ツアー初日からめちゃくちゃ美味いものをご馳走になる。このツアーへの期待が高まる。
前座の2バンドが終わった頃、会場にはBBの友人達も含め270人の客が来ていたと言う。ツアー初日とあり多少の緊張はあったものの美味い飯、良いニュース(Toolの前座)、そしてビール(PBR)が自分の気分を和ませる。演奏の方はまあまあ。CoadyとJaredの二人が4曲目と5曲目の順番を間違える。が二人同時に間違えそのまま演奏しつづけた為、曲順どうりに弾いていた自分だけがあたかも間違えたようであった。公演終了後2人がその間違えを認める。
寄り道をしたあとCoadyの友人の家で就寝となる。その家の近所はThe Simpsonsの作者、Matt Groeningが住んでいた場所でもあり、そのキャラクター達の名前の元となった道が続く。家に着くと玄関の前に大きな犬の糞が置かれて(?)いた。それに気付かなかったJaredはそれを踏み部屋までそれを引きずってしまった。就寝前に大掃除が始ってしまった。
6月8日、Seattle, Washington
Portlandを経つとJaredの出身地Olympiaに寄り、Jaredの旧友Adamをピックアップする。Adamはこのツアーの後半、グッツ販売件ローディーとして同行する事となる。Coadyの地元Seattleに着くとガソリンがかなり減っていて、運転していたCoadyはそれを気にし始める。Jaredはメーターを見て会場までは何とかなると判断。その直後、ラッシュアワーで交通量の激しい丘の上の通りでガス欠。Adam、 Jared、自分の3人でスタンドを探しに行く。一キロ弱歩いてようやくスタンドに着く。予め携帯で連絡を取っていたJaredの弟でこのツアーのグッツ販売/ローディーを担当するDustyとスタンドで初対面する。ガソリンをプラスティックタンクに入れるとDustyの車でバンの止まっている場所までそれと自分達を輸送。ガス欠から30分立った後に給油。

Dustyは一旦家に戻り会場で待ち合わせする事に。会場に着き、機材を持ち込み直ぐにサウンドチェック。それが終わると家族が来る予定の Jaredを残し、Adam,Codayと自分の3人で食事をしに出かける。数ブロック歩いた所にあったお洒落な寿司屋で夕飯をとる。二日続けて良い食事。レストランの種類の少なさにファーストフードばかりの食事をしていた前回のツアーとはかけ離れている。会場に戻ると2つ目のバンドの演奏が始まっていた。狭い会場に凄い数の人。370人。BBの出番の前に2人からイントロでノイズをしばらく流して欲しいとのリクエスト。自分の機材を使ってノイズをかけ始める。5分以上かけつづけても2人は出てこない。長すぎる。客が飽き、疲れるのではと心配し始める。自分はノイズを流したままアンプの裏に隠れひたすら待機。7、8分が過ぎたころようやく2人が登場。予想を裏切り客は大ノリ。ショーは大成功。
ライブ終了後、隣のバーで数杯飲んだ後、Coadyの旧友で、今のっているバンドThe Shinsのギターリスト、Dave Yanul Hernandezの家にやっかいになる事となる。DaveはBBのファーストアルバムでギターを弾いている。公演直前に彼等からDaveを紹介され、彼がCDでギターを弾いている曲を自分がライブで弾く事を知り、ちょっとした違和感...だがDaveは自分のプレーにかなり満足だったようだ。彼の家に着きしばらくするとDaveがDVDを観ようと言ってくる。ケーブルTVのチャンネルの一つにCartoon Networkと言う物がある。朝から夕方まではアニメを流しているのだが夜になると"Adult Swim"と呼ばれる時間帯になり、大人が楽しめる(助平な意味ではない)アニメやコメディーを流す。その中の一つに"Tim and Eric Awesome Show"がある。
DaveはそのDVDを皆に披露。Ali G. Show, Little Britainと好きなショーが終わってしまい、新しいコメディーに飢えていた時にこの新鮮な衝撃。一つのショーが11分と短く、安上がりなコマーシャルやTV番組を皮肉ったテンポの良いスケッチの数々。作るほうも安上がりだが、ゲストやアイディアが非常に良い。ガス欠に出くわしたものの美味い飯、良いショー、良い客、新しい笑いを知り大満足な一日が終わる。
Wednesday, February 22, 2006
Silverlake - Mr. Jonesの圧力と怪しい引き抜き。

2月8日
こ のショーのために知り合いの写真家K氏がシンシナティーから,そして高校の時のちょっと頭の弱い友人,MTが日本からわざわざ来てくれた。自分 の所に寝泊りをしていたその2人とリハーサルスタジオに向かう。シンシナティーには存在しないハンバーガーチェーン店,In-'n-Outを食べるため余 裕を持って出たものの,ドライブスルーを出てしばらく高速を走ると思った以上に酷い渋滞が続く。仕方なく冷める前に車の中で食べる事に。何処で食っても美 味い。約束の時間,午後2時ちょうどにリハーサルスタジオに着きとりあえず自分の楽器を下ろす。メンバーと合流して1セット演奏をして前回のライブからの ブランクを埋めることに...とても2週間のブランクを感じさせず,2週間前以上の出来に自分は大満足。Daleのバンに荷物を積み会場入りまでDale 宅で待機する事にする。会場入りまで2時間強あったので世間話やMyspaceで変人探しなどをして時間をつぶした。勿論,右手にはビール瓶が...
Dale 宅から15分弱で会場のSliverlake,Zen Sushiに着く。以前に2度ほど来た事があり,初めてこの会場に来た時が自分が加入する前のAltamontのショーを初めて観た時である。言わば自分 にとってのAltamontの原点がこの会場であった。荷を下ろし何か食べにK氏とMTとの三人でレストランを探しに行く。ベトナム料理で美味いところが 直ぐ近くにあると聞いていたのだが,結局,見つけることが出来ず諦めて近所のメキシカンレストランで軽食を済ませる。San Franciscoでの失敗は二度としたくないので気を配って注文した。http://toshimanaki.blogspot.com/2006/01/altamont-vs-sermon_07.html
食 事を済ませて会場に戻ると今晩のヘッドライナーのButcherの面々が来ていた。ボーカルでこのバンドを作ったのがToolのAdam Jonesの奥方のCamella。彼女はHenry FondaでのAltamontの公演を観て以来,自分のことをロックスターと呼ぶようになった。彼女は「Altamontに入ってからモテモテでしょ。 何人くらいの女性と寝たの?」とイヤミにしか聞こえないような事を言ってくる。Melvins,Altamontの客層は9割以上男性。浮いた話などある わけが無い。彼女とそんな世間話などをしているうちに開場される。ぱらぱらと人が入ってくる。1つ目のバンドが始まっても客はまばら,とても入ってくるよ うには思えなかった。しかもその1つ目のバンドは世辞にも面白いとは言えなかった。音楽家としては評価を与えられるが,どの曲,どの演奏をとっても Toolの真似にしか聴こえなかった。
そのバンドがやっている間,知り合いの顔がちらほら見え始める。BuzzやDave Stoneも来てくれた。そして驚いたのがLong Beachの公演で警備員に追い出されたArizonaのSteveが来ている。http://toshimanaki.blogspot.com/2006/01/long-beachvs-sermon.html 思わず指をさして笑ってしまった。あの時はどうしたのか聞いてみると,「追い出されたのは覚えているのだが,追い出された理由を覚えていない」とヘベレケ であった事を告白。自分も1杯おごっていたので多少の罪悪感はあった。自分が大笑いをしている横で友人MTはそわそわしている。と言うのはDaleにス テージクルーと書かれた白いつなぎを着て,アメリカの旗のデザインの入ったバイク用のヘルメットをかぶり準備を手伝うよう,そして演奏中はステージの上で 待機するように言われていたので緊張して落ち着かないようだ。
1つ目のバンド(名前も覚えていない)が終わると即Altamontが準備 に取り掛かる。時間が限られているため急いでセッティングしなければな らなかった。MTも手伝ってくれて,何とか準備が終わりかけた時,ステージ下から聞きなれた声が...Adamがニコニコしながら自分に話し掛けてくる。 しかもライブには全く関係の無い話をしてくる。ニコニコしていたのでてっきり「今日は期待してるぞ!」とか言うのかと思ったら,前から約束をしていたギ ターのエフェクトペダルの製作にそろそろ取り掛かろうと話し掛けてくる。自分が急いで準備をしているのもお構いなし。電話とかで話せばよいことで,自分は それど頃ではない。理解に苦しむ。とりあえず,始まる直前に一応「ライブの仕方を教えてやる!」と”お約束"のような事をAdamにぶちかましてやった。 演奏が始まると直ぐに気付いたのがAdamは最前列で自分の目の前に立って動こうとしない。ここまでプレシャーを感じたことは無かった。演奏しながら"頼 むからちょっと離れてくれ"とか"Dale(ステージ右)の方に行ってくれ"とか考えていた。
"蛇に睨まれた蛙"状態であった自分は1曲 目後半から何とか気持ちを切り返してきて演奏に集中し始めた。Daleの方を観てみるとその横にMTが 白いつなぎを着てニンマリしながら立っている。わざわざ日本からこのショーのために来ていたため,間近で観れるどころかステージに上がれたことが本当に嬉 しかったようだ。ヘルメットの上にキャンプ用のヘッドライトを着用している。後半になるとMTもステージ慣れ(?立っていただけ)してきたのか,そのライ トのスイッチをつけたり消したりしてストロボ代わりに使い始めた。それに気付いた店の照明係は照明を暗くしてMTのライトを引き立てる演出までしてくれ た。会場は満員。Daleも上機嫌で曲間に,寿しレストランの二階に設けられているステージだったからであろうか,「バンザーイ!」を連呼。自分のパ フォーマンスと言えば,あまり自分の音が聴こえなかったためかいまいちのように思えた。でも満員の会場は気分がいい。Myspaceでこのショーの事を 知ったお客も何人かいたようだし,固定客もついてきた。Daleは最後の曲の時にAltamont商品の一つであるパンティーを掴み,それで額の汗を拭き 会場に投げ込んだ。
演奏を終え,ステージを片付けはじめるとAdamがやってきた。また関係のないことを言ってくるかと思ったら,「良 かったぞ!ロックスター!面白 かった!」と以外にもまともに誉められた。「良いよお世辞は」と言うと「いや本当に面白かったって!」と怖い顔をして言って来る。Adamが去った後何人 かの知人が自分の所に挨拶に来てくれる。その知人達と挨拶を終え片付けもあと少しとなった時一人の女性が自分に話し掛けてくる。凄い丁寧に話し掛けてくる その女性は片付けが終わった後自分と話したいと言う。片付けを終えその女性を探し出し話を聞く事にした。彼女はバンドをやっていてギターリストを探してい たらしい。何でもギターリストが薬漬けになっていて,ギターリストだけがバンドから欠けているらしい。自分のギター,キーボード,ウクレレをこなす器用さ に魅力を感じたと言う。自分は演奏力のない酷いミュージシャンだから期待をしない方がいいと彼女に言うと「そんなことない,観ていて惹きつけられた」と世 辞を続ける。「ギターリストとして生活をしているのか?」と聞かれ,「自分はミュージシャンをして生計を立てているのではなく,プロデューサーエンジニア として食べてきている」と話した瞬間,「んじゃ自分のバンドをプロデュースして」ともうギターはどうでもいい様子。一応連絡先を交換したものの彼女のあの 変わりようは変に思えた。この様子だと色々なバンドの人間に声をかけているのではと疑い始めた。連絡はないものと悟った。
片付けを終え, Butcherの演奏を見て,荷物を積んでDaleの家でDanとMTの4人で飲むことにした。Daleの家に向かっている途中の 車の中でMTはまだ半笑い状態。面白くてしょうが無かったらしい。「次のショーいつ?」と次も来る気でいる。しかもMTはAdamに「Butcherにつ いてどう思うか?」と聞かれ,「自分は良く分からなかった,自分の好きなタイプの音楽じゃなかった」と言ったらしい。世辞でも"良かった"と言えば良いも のを...しかもMTは次のToolの日本公演で同じ格好をして同じようにステージに立ってもらいたいとAdamに言われたらしい。Dale家につき反省 会を兼ねて飲んでいるとその女性の話が持ち上がった。何と彼女はDanにもバンドへの誘いをしていたらしい。色々なギターリストに声をかけているであろう とは思ったがまさか同じバンドの人間にまで...自分には「ギターリストだけが必要なの!」見たいな事を言っておきながら,実はAltamontをバック バンドとして使いたかったのかも,と言う結論になった。そんな話で盛り上がっていると時計は午前4時近くになっていた。空腹を満たすためにMTと24時間 営業のバーガー屋によって数個のバーガーを買い家に戻り,それらを食べて床につく。午前5時を回っていた。
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