Saturday, November 14, 2009

ミニツアー日記:前編

10月31日、Los Angeles,

ハロウィンの夜ともありコスチュームを着ている客がほとんど。かなりこっている人が多い。先日録音に携わったRed Sparowsの面々も駆けつけてくれた。知人の倉庫でのショーで、時々アート・ギャラリーにもなる場所。音楽用のステージはないため、客と高さが一緒。こういう場所は非常に弾き難い。久々のショーへの言い訳。

先発のTweak Birdの頃になると多くの人が集まっていた。真ん中の400 Blowsは一年ぶりのライブとは思えないほどの良さ。正直今回まで好きになれなかったが、この夜は度肝を抜かれた。BBの出番。体調、練習も不十分。音も聴こえ難く、自分が思うには今までで一番酷いショーの一つに思えた。最後のジャム曲、"Africa"だけは非常に楽しめた気がした。


11月1日、San Diego,

渋滞を考え早めに出発。SD公演の時は大抵よる、メキシコ料理のファーストフォードっ店、Pedro's Taco(http://www.pedrostacos.com/)でいつものフィッシュブリトーを注文。渋滞は無く、早めに着いたのでSDの街をぶらつきCD屋等を廻り時間をつぶす。

会場に着くとが準備を勧めている。数年ぶりの再開。皆が「ああ!」「おお!」とニコニコしながら自分に挨拶してくれたのは嬉しかった。明日がSan Franciscoの為、今夜のうちにLAにもどらなくては行けなく、MBのショーは少ししか観れないのでサウンドチェックをじっくり観させてもらった。細かい動きが非常に勉強になる。Toolの面々やMike Patton等がほれるのが分かる。アガタ氏のディレイの使いかたが特に目についた。

BBの出番ではMBのファンと思われる人が多い中、非常に良い反応。自分が手がけたバンドArchonsの連中や他の知り合いも駆けつけてくれ非常に良いショーとなった。ちなみにこの日はCoadyの誕生日。知り合いがカップケーキを持って来てくれてそれにロウソクをつけステージで祝う。出番が終わると直ぐに荷積み。MBの演奏が始まり3曲ほど聴いてから帰宅。家についたのは以外にも早かった。それでも2時半。


11月2日、San Francisco,

11時に自分の家を出発。昼食はお決まりのIn-N-Out Burger(http://www.in-n-out.com/)。風邪がまだ完治していない為か腹の調子がいまいち。悔しい事にチーズバーガー一つでレストランを後にする。約6時間の運転でSFに到着。早めに着いたので会場の一ブロックはなれた所にあるConnecticut Yankee(http://www.theyankee.com/)で夕食を取る。この店は歴史のあり人気のあるスポーツバー。中ではワールドシリーズとフットボールの試合がテレビで流れている。メニューはスポーツ選手の名前等で出来ているので非常に読み難い。自分はガンボを注文。シーフードではなかなか評判の高いSFだけあり、これはいけた。

会場にもどるとオープニングバンドのTRICLOPS!の連中が到着していた。準備を済ませるとTRICLOPS!の連中はここ数週間録音をしていて、Jaredに一曲ゲストとして歌を歌ってほしいと頼んでいた。それを公演が始まるまでラップトップを使って楽屋で録音してた。それを楽屋の冷蔵庫に冷えていた(全く冷えていない、冷えない。薄くて美味いとは思えない)ハワイのビール、Primo(http://www.primobeer.com/lpa.aspx?returnurl=http%3a%2f%2fwww.primobeer.com%2fdefault.aspx)を飲みながら鑑賞。

TRICLOPS!の公演は相変わらず。Jello Biafra(ショーに誘ったが旅から帰って来たばかりで疲れていてこなかった)がほれるのも理解できる。ボーカルのJohnの動きは電気Jelloと言った所であろうか。BBの出番では多くの客がかなり乗ってくれ、非常に印象の良いショーになった。公演後片付けをしていると一人の客が自分の所にやって来て、「最近のバンドでここまで自分を熱くさせるバンドは君たち以外いなかった。ありがとう」と言いながらチップをくれた。しかも$60。これは今までありえなかったこと。それを他の二人にはなし山分けすると、その好意自体に皆がニコニコ顔。周りで聞いている連中もそれを知って大笑い。片付けをしたのち、自分だけがAltamontのベースDanの家に世話になる。他はTRICLOPS!の録音を終わらせる為、TRICLOPS!のドラマーPhillの家で厄介になる。

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