Thursday, September 04, 2008

Denver

7月30日、移動日、

約6時間半のドライブ。ドラムテクのRickyが一人で完走。ホテルに着くと皆スタンディング・オベーション。Rickyは照れながら”ありがとう!ありがとう”

このツアー、初めての洗濯。かなり蒸し暑くなって来たので、きれいになったTシャツは気持ちが良い。


7月31日、Denver, CO,

会場から1時間半の所にホテルと取っていたため遅めの出発となる。ホテルはWyomingの端にあり、ホテルを出ると自然と牧場が広がる。バイソンの牧場も目に飛び込んでくる。会場には予定より30分近く早い時間に到着。荷を降ろし。ステージのセッティングをしていると一気に4通のテキストが自分の携帯に入った。”Manny Ramirez(元!Red Soxの強打者)がDodgersに移ったと言う情報であった。それをBuzzに伝えると即座に数本の電話でそれを確認する。ステージの上が大騒ぎになる。この町でも噂になったようで、食事を済ませ通りを歩いていると、若い女性が携帯で”え、本当、彼はDodgerになったの。やったー!”と叫んでいるのも目に入った。

今日のショーは特別。と、言うのも元Mr. Bungle、Faith No MoreのTrey Spruanceが率いるSecret Chiefs 3もこのショーに参加。元々、同じ日に同じ町でショーをやる予定であったがプロモーターが客の入りが割れることを恐れ、同じ公演にするよう頼んで来た。それが決まった後直ぐにSC3側からBBとMelivnsの間にやらせて欲しいと言う要求があった。自分達もそのつもりでいたが、機材の都合上、彼らの先発が開場直前に決まった。

開場されて暫くすると300枚のチケットが売れたと言う。SC3の出番の時には600枚を超えていたと言う。前2公演は小さな会場だったので久々に多くの人を観た。Daleと自分とがプロデュースをしたバンド、Action Friend(http://www.myspace.com/actionfriend)の面々も来ていた。Timのはからいで彼らの曲がセットとセットの間にかかるようになり、それを知らされていなく、多くの客のいる会場で自分等の曲を聴いた彼らは大喜び。

広さに加え、約140cmくらいの高さと思われるステージには、客が上ってくる心配もないし、機材に被害を加えられる心配もない。久々に演奏に集中した気がする。SC3が始まるのを待ったため、BBは30分の短いセット。客のノリはまあまあと言った所。自分のエフェクト・ボードを片付けようとすると一人の若者が話しかけてくる。セット・リストを欲しがっているように見えたのでそれを渡そうとすると「違う。違う。スライド(・バー)をくれ」と言う。”図々しいな、このガキ〜”と思い、「お前な〜。これは15ドルするんだ。安くはない。自分で金だして買え」と言うとシュンとしてしまった。

Melvinsの番になると2曲目からマッシュピットが起こり、客は大騒ぎ。喧嘩する客もいず、誰もその高いステージには上ろうとはしない。安心してショーを楽しんだ。


8月1日、移動日

次の公演地のMinneapolisまで1107km離れているため、2日に分けての移動。途中にTimの出身地、Omaha, NEがある。忙しいのであまり家族に会う機会がないのでそこで家族とともに食事を取るためOmahaに宿を取る。Timは一行を食事に誘い、ステーキをごちそうしてくれた。

自分はホテルに戻り、インターネットでManny RamirezのDodgersデビュー戦を観戦。LAとは2時間の時差があるため、野球が終わった頃には良い時間になっていた。ビールを飲みながらミックスをちょっとして就寝。Minneapolisまでまだ5時間強の運転が残っている。

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