Tuesday, January 08, 2008

Brooklyn>>Washington DC>>Spartanburg

10月6日, Brooklyn, NY

会場に着くとBuzzが硬球でキャッチボールをしようと言うので.歩道でキャッチボールを始める。それを終わらせると, 運動した所為か、腹が減ったので目の前のタイ料理屋で早めの夕飯を注文。それを持ち会場に入ると一人のMelvinsのTシャツを来た男性がステージ横に座っている。その男は自分等の会話に何気なく入ってくる。自分は会場の者か誰かの知り合いかと思っていたのだが,Johnが言うには単なるファンで昨日の会場にも来ていて,かなり酔っぱらってJohnを困らせたと言う。男はすぐさまツアーマネージャーのTimに追い出される。追い出される間際、男は「チケットくれないのか?VIPチケットとかないのか?」と追い出されているにも関わらず図々しい事言っている。タイ料理を食いながら横で聞いていた自分は大笑い。その男を追い出し、戻って来たTimは、良い匂いがしたのか、自分が食べているものは何か、何処で手に入れたのかと聞いてくる。そのあとBuzz, Dale, Coady, Jared, Garethの順で1分置きくらいに同じ質問をしてくる。皆腹が減っていたようだ。同じ答えを5度ほどしたのはちょっとおかしく思えた。
ショーの時間まで時間が会ったのでBrooklynに住むBBの親友、前回の公演の一部をともにしたReubenの案内であたりをぶらつく。レコード屋に連れて行ってもらう。土曜の夕方とあり、20人くらいの客でにぎわっている。自分はバンの中で聴くためのCDをあさり始める。CDのコーナーにいたのは自分だけ。レコード人気がまだ根強い事を再確認。
公演の時間になると楽屋はバンドの友人等で満員。自分は少し離れたところで準備運動。ステージに上がると例の男性ファンが自分の目の前にいる。ステージテクのGarethに耳打ちでそのファンを監視するよう伝える。ところがそのファンメチャクチャ態度が良い。自分は勝手に判断していたのでちょっと悪い気がして来た。
Melvinsのセットが終わるとその男は自分の所にやって来てサインをくれと言う。サインをし終えると今度はBuzzのサインが欲しいから楽屋まで連れて行けと言う。前言撤回。働いている上,知らない人間を楽屋に連れて行けばこっちが白い目で見られるのは当たり前。「もう会場にはいない」と言うと「本当か?まだいるんじゃないのか?」と言って来るので、「働いているんだ。まだいると思うのなら出口で待ってろ」と言うとやっと分かったようだ。
片付けを終えると、またTim他の店に飲みへ行くと言い出す。自分は帰りたいとだだをこねる。結局,朝の4時まで飲む。ニューヨーク・スタイルのピザを一切れ食う。遅い時間,疲れている時に食ったのだが,油が強すぎてあまり美味いと思えなかった。NYのピザを期待していただけに残念。


10月7日, Washington DC, Washington DC

前回のBBの単独公演と同じ会場。正直あまり期待はしていなかった。案の定,客は立って観ているだけ。演奏的にはまあまあだとは思ったが客はやたらと大人しい。反応がなく自分の演奏への自信が薄れて行く。その上セットの途中でペダルの一つが壊れ音がでなくなる。壊れたペダルとリンクから外しその場はなんとかしのいだものの、連夜の夜更かしで疲れもピーク。全く良いショーだとは思えなかった。

10月8日, Washington DC>>Spartanburg

昼間から夕方にかけ4時間あまりを自分が運転。コンタクトが乾くので夜は視界がぼやけ始める。真っ暗になったところで運転を諦める。運転を代わってもらうためとトイレに行くのを兼ねて、North Carolinaの中部のどこか,森に囲まれた高速の出口のそばにあるガス・ステーションで車を止める。Daleと連れションをしていると、Daleが何かを見つけそれを指差す。二つの小便器を仕切る壁のDale側に何かが書かれている。”君の地元のKKKを支援しろ!(yourになるところがyou'reになっている)アメリカには君が必要だ!今だ!アメリカに神のご加護を...”。流石は南部。なんか楽しくなって来た。バンに戻りカメラを手にしてはしゃいでトイレに戻る。店員は目を細くして自分を見ている。

後で聞いた話なのだが、その頃,もう一台のバンはMr. Waffle(Waffle Houseではない)と言うチェーン店に入って大変なサービスを受けたと言う。今回のツアーにはBBの前に20分の映画”the Purge of Dissidents(http://www.apurgeofdissidents.com/)”を上映していたのだが、その映画のサントラを担当していたTomがこのツアーに参加してスクリーンのセッティイングと上映を担当していた。そのTomを含め4人は簡単なメニューを注文したと言う。そのオーダーを受けたウェートレスは何度もその注文を繰り返して聞いて来た。その時点でTomは嫌な予感がしたと言う。そのウェートレスは一つのトレーを持ちキョロキョロしている。Tomは残りの3人に「あれは俺のだけど彼女は絶対違うテーブルに持って行くぞ」と伝えると、案の定、彼女はそれを二つとなりの3人のトラック運転手たちのテーブルに置いたと言う。その運転手のそれぞれが個々のものではないと確認するため、オムレツの中身を素手で卵を持ち上げ中身を除いていたと言う。彼らはそれを端によせ注文がそろうのを待っていたと言う。彼女はトレーを持つたびにキョロキョロして、しかも一つづつ運んでいたと言う。何度か間違えをくりかえした後,ようやくTomを除いた3人の注文がそろったと言う。Tomが自分の料理が来ていない事を彼女に伝えると彼女は運転手達の席に置いていた料理がTomのものだと気づき、それを取りTomに手渡したと言う。彼らが手に取ったものは食べられないと伝えるとそれを何もなかったようにさげるウェートレス。ようやくTomの所にトレーが来る。が、また違う料理。彼女とやり取りに疲れたTomは全く注文とは別のものをしぶしぶ食べたと言う。
ホテルに着くとしばらくしてDaleから電話がかかってくる。明日の会場に行きそこで飲もうと言う。自分は数杯飲みたい気分なので取りあえず行く。自分は少ししか飲まず,それに気づいたTimは自分に運転を頼む。しばらく経ち「後、5分待つ!」と言うと連中は「分かった」といい返事が返ってくる。10分経っても連中は話に盛り上がっていたようなのでそれを無視して、ホテルまで約2kmの道のりを歩いて帰る。この後, Coady, Timも歩いて帰ったらしい。残されたDaleとGarethは運転して帰ったのだが、ホテルを通り越し、迷い,たった2kmの道のりを30分かけたと言う。早く帰って大正解。

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