Saturday, January 07, 2006

ツアー日記! アメリカ初ライブ!



11月1日 移動日。 

サンフランシスコを発ち、シアトルに向かう。  そのドライブでは雨が降り昼間も暗く眠気が襲う。 気が付くとマネージャーのTimがI-PodでAerosmithの"Rocks"を流していた。 アルバム最後の曲"Home Tonight"を口ずさみ見る雨の外の景色はなんとも悲しげであった。 初めて使う酔い止め用の薬の副作用か、今まで感じた事のない頭痛に襲われる。 14時間のドライブと言う事で途中のWoodburnなる町で一夜過ごす。 

11月2日 シアトルライブ当日。

Woodburnのホテルを9時半に出て、2時過ぎにシアトルの会場、 Neumo'sに着く。 警察がその場に面している通り、Pike通りに10台弱のパトカー、20台前後のバイクで警備を行っていた。 異様な雰囲気。 地元の大学生が反戦運動を行っていた。

サウンドチェックを済ませ、グッツ販売を行うNickをDan、Sashaとともに手助けすることとなる。 8時に会場が開き次々と客がTシャツ、CDを求め売店にやってくる。 Nickはパニック状態。 前座のドブロギター弾き語りのBaby Grampsが始まり、その後ヘビーなBloodhagが客を暖める。 

9時半を過ぎいよいよAltamontの出番。 Timに長髪のカツラをかぶるよう命じられた自分はしぶしぶそれを付けステージに立つ。 目の前にはいかにもアル中/薬物中毒者なる中年男性が「ウクレレ弾くのか? 聴こえるのか?」と自分に話し掛けてくる。 とりあえず適当に返事をしたが、それがちょっとした間違えになる事に後で気付く。 その後もその男性は曲の合間に「ウクレレ使え!」としつこく自分に話し掛けてきた。 結局カツラは3曲目の始めに口に入ってきたりしていたので投げ捨てた。 マイケルジャクソンが昔MTVアワードでサングラスを取っただけで観客が大騒ぎした事を思い出したが、自分がカツラを取ったところで...

肝心の演奏の方は2曲目の"Bllodening"で大失敗。 後で4人それぞれが他のせれぞれに「2曲目は悪かったな」と誤っていた。 でも犯人はどうやらDaleだったらしい。 新しいAltamontのライナップになってから始めてのライブにしてはまあまあ、と言いたいところだが客の反応を見ても分かるよう、酷いショーになってしまった。

Altamontの演奏が終わり自分とSashaが残り、Sashaはドラムを引き続け、それに合わせて(?)自分が改造したおもちゃのキーボードでノイズ演奏を行う。 一人のごっつい兄ちゃんが自分を指差し"You are the man!"と叫びつづけている事に気付いた。 やっと客が反応してくれた。 ちょっと遅かった... 

演奏の後はまたNickの手伝いをしてその晩のショーを終える。 Pineと7thにあるRosvelt Hotelに宿を取り、Dan、Sashaとの相部屋にて反省会。 Sashaが風邪気味であることを告白。 嫌な予感が...

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