Saturday, January 07, 2006

ツアー日記! 雨のSeattle、 曇りのPortland。



11/3 Seattle

AltamontはSeattleに居残り、 カナダでショーを行うJello/Melvinsは9時起き。 自分はDaleのいたずら電話で目を覚ます。 残った3人で小雨降る町を歩き、買い物、食事をする。 途中、喉の調子が悪い事に気付く。 Sashaからもらったに違いない。 夕方、友人で写真家のKevin Willisの知人の飲み屋、Cha-Chasでジントニックを少々(?)頂く。 Kevinは近々、LAに支店を開くらしい。 風邪気味だったので早めに切り上げ、ホテルにて湯につかり、早々ベットに向かう。

11/4 Seattle to Portland

カナダから戻ったクルーが昼12時過ぎに迎えに来て、小雨降るSeattleを後にPortlandに向かう。 Portlandに着いた時は雨はあがっていた。 4時過ぎに会場入りして、6時過ぎにサウンドチェックを行う。 会場はCrystal Ballroomと言って、かなり歴史があリ、ダンス用のホールとしてデザインされたらしい。 そこの開場まで時間があったため、向かいにあるCDストア"Everyday Music"に足を運ぶ。 Altamont/Monkees' Uncle"を見つける。 会場に戻り飯を済ませ、Nickの手伝いを始める。 開場とともに多くの人が出店にやってくる。 その中の一人のガキンチョが"Monkees' Uncle"のCDのディスプレーを手に取り、「俺、多分、Altamont見たぜ! Seatleで! They sucked! (ニュアンス的には"彼等はヘタクソだった"とか"ダサい"言う感じ)」と自分の目の前で言っていた。 自分らがAltamontだということを気付いていないらしい。 そんな小憎らしいガキの意見を受け止めながらAltamontの出番が一刻と近づいてくる。

9時半を過ぎAltamontはステージに上がる。 今思うとそのガキの言葉で「誰も期待していないだろう」と肩の力が抜けていたように思える。 自分のギターの音も多少上げ、聴き取りやすくなり、ステージもNeumo'sよりはるかに大きく、のびのびスタートできた感がある。 期待をしていなかった分驚かされたのが、不安であった2曲目の"Bloodening"の時にMosh Pitが起き始めた。 あの口の悪いガキの友人たちも混じっていたことに気付いた。 カツラも4曲目まで持ち、自分のウケを狙った行動も何人かに観客には受け止められ自分自身満足の行くショーであった。

ステージを降りると数人から「良かったぞ!」と声を掛けられ、Seattleの時よりかなり良い手ごたえを感じた。 勿論、Seattleの時は自分達の失敗によるもので、決してお客を責めているのではない。 ただ、一人の中年男性が自分の所に来て「Acid Kingの奴はどうした?」とAKのイギリスツアーの為参加できなかったJoeyの不参加に不服なお客がいた。 彼は「君達は昔の良かったけど、昔の曲もやって欲しかったよ!」とも続けた。 昔からのAltamontファン。 ありがたいけど自分に言われても... 

Portland郊外のAvalon Hotel & Spaに宿を取り、その晩は風邪を直そうと湯につかりその後、ベットに直行。 TimとDaveが相部屋に。 外は霧雨が降り始めていた。

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